少女時代/よしおかさくら白井明大さんのコメント
初めまして。プロフィールを拝見しまして、「コメントくれたらとてもとても嬉しいです。特にこの詩、惜しいという場合、これが違うのよと教えてください。」とありましたので、あくまで「惜しい」ということではなく、ふと思ったこの詩の可能性のひとつを思いまして、以下読み流してくださってかまいませんがよしなしごとをコメントいたします。
一読、意味がつうと伝わってきて、最終連までの流れがスムーズであり、六連目として挿入された小さなグレーの文字の部分も合っていて、まとまりのある素敵な詩と拝読しました。
それでどのようなかたであろうとプロフィールを拝見して、では、もうすこしふみこんでこの詩について考えてみることをさせていただけるだろうかと思った次第です。
それで、なのですが、書き上げた後、連を入れ替えるなどするだけで詩の印象が変わることがある、というのを以前どなたかに教わり、そうしたことをふいとこの詩についてしてみるとどのように変わるのだろうと思いいたりました。あくまでたとえばですが、五連を一連に、四連を二連に、三連をそのままとし、二連を四連、六連を五連、一連を六連、そして最終連をそのまま、などとしたとき、どちらがどうということではなく、連を入れ替えるなかで、さらにふくらんでくるイメージがこの詩には詰まっているのでは、と思った次第です。
もちろんそうしたことをもふまえてお書きになっているわけですし、立ち入ったことですが、たとえば詩の合評会の場面でおたがいにそうした検討をする場合もありまして、この詩にそうした検討をしたらどうであろうなどと余計なことを申しました。
このままでも素敵なのですし、また、ありうる別な可能性をも想起させる詩でした。
立ち入った物言い失礼いたしました。ご容赦のほど。
---2008/11/14 10:53追記---
レスありがとうございます。やはりぶしつけであったと反省いたしております。
このようなかたちで作品にふれることは不適切でした。申し訳ありません。