春の朝に/こしごえ
A-29さんのコメント
季重なりはないですね。「雪解」もここでは漢字だと重すぎますよね。てことは腰越さんはひらがなの世界に感応されているんですかね。「腰越ひらがなワールド」、楽しみです。
とにかく、季語をはじめいろんな約束事は守んないときは守んないと。

---2007/04/07 13:29追記---

山頭火かぁ。以前から気にはなっているんですが、まだ知らん顔を決めています。

俳句にしろ、短歌にしろ、名句、名歌というものはそれ自体単体(図、フィギュア)として成立するものではないですよね。必ず背景(地、グラウンド)を要求するものだと思います。

「五月雨の降り残してや〜」が「図」とすれば、それは紀行文(「奥の細道」)という「地」の上に成立していて、両者は相補的関係にある。

子規の場合「地」は病床六尺という極限世界であり、山頭火では生活破綻ということだと思います。

いずれにしろ、彼らが払った「地」の代償は大きい。

だから彼らをフォローするのは怖いですよ。ことに山頭火は。

僕、お酒飲めないし。(^^;)

長文、ご容赦。