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大根の筋に見とれ
頭の真ん中が
すいと 浮かんだ気がした
ぼんやりと 窓辺で眺めていると
水色の自転車が
昼光の泣き声と共にやってきたので
天国から迎えに来たのかと思った
....
王麗の木箱から
はみでた毛糸は
そろりと巻くか
するりと着てしまうには
あまりにも遠く
フランソワの無邪気に
毛が纏わり
駆けてく山羊の
背にもう一度
ふれようと
毛糸に手を通す ....
虹村 凌さんの湾鶴さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
大根と男と男
-
湾鶴
自由詩
5
05-3-21
フランソワの空
-
湾鶴
自由詩
10
04-4-2
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