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かごめかごめ籠の中へと残されてさくらはひとり散っていきます

口惜しく散って逝くならあわれむも花いさぎよく嫉妬するのみ

たとえばと、たとえるものを探しても見つけられない春の終わりを

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水冷たく真白に染まる研ぎ汁と米のかたさに生き抜くを知れ

納豆の引いた糸にも闘えば今日も生きているのだと気づく

「あついわよ気をつけなさい」という母の声は無くとも御御御付け持つ

 ....
 

二つめの角を曲がってひだりへと「いちごフェアー」に引き寄せられる

掛け違うボタンのように気を使い春の朝にもさくらはおちる

とうとうとよわのうたたねうとうととその眠たさに「わらわは ....
忘れない根に持ちますよわたしは、と言う君みたいな雨のはじまり

残っている洗いざらしのTシャツに君が選んだセッケンの匂い

あたらしい季節へ線を引くような雨あがりの青い空とは

あおい ....
落合朱美さんのたにがわRさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さくら散る- たにがわ ...短歌806-4-13
春の秋刀魚- たにがわ ...短歌406-4-11
いちごフェアーはじまりました- たにがわ ...短歌106-4-4
初夏- たにがわ ...短歌505-5-25

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