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見慣れた図書室の窓際の
むこうに描く景色は今日も
砂埃のようにきみの魂を舞いあがらせる

あの夏の夜
冷たい暑さに痺れた頭で
青空の歌を歌ったぼくを笑いとばしたきみが
寝ころんだ芝の若草 ....
鍵のかかった時計の針から
音だけしている

止める事で
生かされるものに
従った

まざらない光だと
闇に ゆだねた

けれど 痛みは
あなたの
手におえないだけの
窓まで  ....
水にからめとられて 息が出来ない
さらさらと流れる 誰かの筆跡

ペン先はゆらゆらと空を泳ぐ

閉じる 光の残像
まあるくあかい、光の玉つぶ

顔を上げれば

広がる  ....
きっと白に近くあり


霧雨を含んだ夜のなかに
咲き急いだ桜がひとつ
白く闇を破る

陽射しを浴びて
咲き競うのは
きみ
きらいですか

こんな湿った濃紺の中で
意表を突いて ....
息を 
わたしたちは潜めて 
東の空の彼方から 
春がやって来るのを 
待ち侘びていた 

夜明けに 
うすい紫の風が
わたしたちの 
頭の上を撫でながら 
通り抜けてゆくとき ....
いつものあの場所に車が停まっていると
何故かドキドキします
あなたはもう来るはずもないのに…

遠回りなんかして
いつものあの店の前を歩いています
会いたくないはずなのに…

絶対会い ....
平和を退屈とよび
退屈だから死にたくなり
死ぬかわりにとりあえず眠って
眠っていたら夢をみたので
夢のつづきを現実にみたくて
現実のなかで夢という言葉をひらがなでつぶやいた

ゆめ

 ....
諦めることは
簡単なことだ
全てを放棄すればいい

諦めないことは
もっと簡単だ
“諦めること”を諦めてしまえばいい
ねむるように
愛しはじめたら
指先から
すなが こぼれおちた

これは
何の記憶?

貝の
うねうねとうごく足から
岩に
しがみついたフジツボの悩み
夢はくらくとおく
わたし ....
時折、T字路に立った時に感じる小さな不安
右へ行きたいのか
左へ行きたいのか
そんな些細なことにまで戸惑ってしまう
臆病な自分


雨が
降り続いているので
踏み出すことの出来ないこ ....
  

なにか?
とあまりにも
涼し気に微笑む君
のせいで
僕はとりあえず
牛乳飲んで
落ち着こうと思う
確か僕は
君の肩に手をまわして
さりげない愛情と
そこからなにげなく続 ....
風が吹いたと思ったら
あなたはもういませんでした
見上げた空には
枯葉が一枚舞っていて
届きそうで届かない
私は
待っているのをやめて
風になろうと決めたのに
枯葉は  ....
細い月のような{ルビ眼=まなこ}で
わたしを見上げ
気怠い午後

ちいさな女の子は
においで愛をおぼえ

耳、伏して
鼻、冷たい鼻
しっぽは昼間にある月を指して
わたしは、その背中 ....
前向きに生きるということ
それは面白く生きるということ

後ろ向きに生きるということ
それは面倒に生きるということ
永遠を誓った

其の時

時の歌を聴いた



粉雪舞う季節に成り

真っ白な空を見上げ君を描く

君はもういない

最近君の声を忘れそうになる

記憶に残る君の表情が ....
もう 嘘の笑顔なんていらない
   上っ面だけの友達もいらない
   偽りの愛もいらない

お願いだから

本当の 笑顔
    友達
    愛

それがあたしにとって必要なもの ....
爪の先から始まる

君の泣き声に震える

無数の羽撃きを聞き

映し見る雨粒

片隅を照らす炎

闇を広げて星を抱くだけ

力尽きるまで無力な宇宙
この道
あの道

いつも
限りなく
続いている
全ての道たちへ

道があるから
あなたたちが居てくれたから
ボクは歩いてこれました
ボクは進んでこれました
感謝しています

 ....
知らなかったよ
空がこんなに青かったなんて
知らなかったよ
風がこんなに甘い香りだなんて

新緑のみどりがまぶしいね
アスファルトには陽炎さえ踊っている
隣に君がいるだけで
ただそれだ ....
理由もなく
ただ
流れてくる涙を
流れてくるがまま
流す

信号待ちが
もどかしい

ずっと
立ち止まらずに
歩いていたいのに
止まらなければならないのが
もどかしい

 ....
あなたに、手紙をかきました

この世にいないあなたに・・・

たくさん愛をこめて書きました

きっとあなたに届くように。。。

そぉ願いながら・・・

「たくさんの思い出今まであり ....
君が生きてきた過程の中に

少しでも僕の存在が残るといい

数え切れない人に出会い、別れていく中で

忘れてしまう人もいるだろう
忘れられない人がいるだろう

そんな中で僕の名前が少 ....
まだ言葉がまったく
しゃべれなかった頃
私に与えられた
くまのぬいぐるみ

UFOキャッチャーで
とったものらしい

でもそんなこと
小さかった私には
関係なかった

その頃か ....
ぼたぼたと
ぼたん雪が降る
ふわふわと
わた雪が降る
暖かい日が続き
このまま春になるかと思えた後に

急ぎすぎた春が
慌てて後ずさりするかのように

灰色の空から
あとからあと ....
流れつづける灰空に
鴉が小枝をさし出している
遠く けだものの声が響いている


水はじく透明
もう積もることのできない雪
街の背中に降りしきる


ひとつ またひとつ ....
母さん、
ほら、春の風が吹いて

そろそろ僕も
行こうかと思います

春の風は早足で駆け抜け
いつも、僕は一人残されてしまうから
風のすべてが海の向こうに渡る前に

そろそろ行 ....
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