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どもってしまった空は
灼熱の夏を何処かに置き忘れたようで
パラパラ ピチョンと
リズミカルにとたんを打つ音 ことり
かえるの歌も倦怠感と一緒に にやり
大地に降り積もり
ぶ ....
どうしましょう
幸せなのです
幸せでたまらんのです
涙も出ます
あ
それは煙草の煙のせいかな
とにかくとてつもなく幸せなのです
不思議な気分です
ほしいものがありません
必要なも ....
小さな庭にスコップをさしこむ
土は深い森のにおいがした
森と眠りは深いほうが良い
深い穴に
深い眠り
食べものと 土と 土と
見上げたら曇り空
ぽつりと 雨が 土をぬらした
停車し ....
十二番目で
いつも言葉を間違えてしまう君は
その次の交差点では
左折ばかりを繰り返している
東京
狭い夕暮れで
夢から覚めたばかりの抜け落ちた体を
ついでのような角度でドアの隙間に潜り込 ....
まるでどっちでもいいみたいに
二人して机に頭を乗せてる
カフェにてお目覚めですか、かなしみ
頻繁にノックした傷跡を
軽いボールペンで埋めて
きっちり一言分の誤差で
あたしときみは噛み合 ....
昼食を食べに近所のファミレスへ
夏の強い日差しの下
ふらふら自転車をこいでゆく
クーラーの効いたファミレスに入り
腰を落ち着けると
壁に取り付けられたテレビの中は
ニューヨーク・ヤンキ ....
ある時ダヴィンチが
金魚鉢を眺めていると
金魚がウインクしたので
「魔が差したんだろう」
と思った
またある時ダヴィンチが
散歩をしていると
電信柱がおじぎをしたので
「人 ....
(1)
僕は眩暈をおこし倒れゆく途中、眩暈の原因はこの部屋の絨毯の模様がどうにも見慣れない形に変わってしまったからだということに気づき、しばらく斜めになったまま考察を続けた。
(2 ....
mikyさんの自由詩おすすめリスト
(38)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
*あまつぶ*
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かおる
自由詩
8*
05-7-15
とーとつに幸せになってしまった
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佐々宝砂
自由詩
10*
05-7-15
あなたがくれたもの
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服部聖一
自由詩
4
05-7-15
トーキョータワー
-
霜天
自由詩
43
05-7-12
かなしみ
-
船田 仰
自由詩
6
05-7-11
ボールパークに夢を_〜海を渡った侍_松井秀喜に捧ぐ〜
-
服部 剛
自由詩
6*
05-7-9
ダヴィンチの怪
-
たかぼ
自由詩
19
04-7-21
おはなし_1〜50
-
Monk
自由詩
53*
04-4-20
1
2