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燃えている

あれは、
もしかするとマグネシウムホイールかもしれないね
二本の轍からオレンジ色の閃光が突っ切ってくる
反照で人々の表情はエジプト壁画のように、平面化したが ....
【無口】


山高帽の男の顔は見えないが
どこにでもある石を缶詰のように
開けようとしている

男にだけにわかる匂いを閉じ込めたのは
誰なのか
日記帳の文字の旧字体が
机 ....
そういうことか
海も空も
まるいんだ

どれくらい走ったろう
眼前には海があり
道端には 菜の花と桜が続いている
ふと 同じところを何度も通っているような気が
して
 ....
かつて 大本営のあった場所は晴天なり
銀のフォークの並ぶ部屋から見下ろせば
ゆっくりと雲は 流れる
ナイルの川ほどではないにしろ ゆたかな水が輝いて

四方形の掘の水が かつて権威のあっ ....
なにもかも捨てておしまいなさいと
無闇に心臓に くりかえしていた 
いたいのいたいのとんでけとんでけの耳の指示どうりに
しでかしてしまった空虚を
空に放つと 釘を打つ音がする

清水さんち ....
【ゼロの華】(鈴木 海飛様 発案の御題です )


からたちの木は 棘だらけ
それでも夏には まるく緑陰つくります
嶮しい棘が獣に怖れを与えることを止めません
冬には 雪に伏せらながら
 ....
雛祭り 終了のおしらせ

もうしわけありません。例年していた段取りを おおきく
踏み間違えました。お詫びの言葉もありません。
るるりらは なにかしらの原因によって 能力の低下に おそわれていま ....
白旗を立てたのは
はじめてじゃあなかった
すべてを 無かったことにしたことは
はじめて じゃあ無い

終らせるつもりで立てたフラッグ
あの日 あの場所で憎い辛い人の傍に立てた
悔恨の ....
三月三日【雛祭】を、決行いたします。
現代詩フォーラムの雛祭りは、一日くらいは 
誰もが 読者の方の反応がある日があっても
良いのじゃあなかろうかという発想で企画しました。

三月三日に投稿 ....
昨日、コゲラさんに出会う。木を、こんこんしてらした なんの魂胆かしらないけれど 鬼って悪い奴じゃなかったよ
たましいにも ふたつある魂と魄って書くんだって
どうやら 魂は精神を支えていて、魄は肉体を支えているらしいよ
どちらにも 鬼がいるよ ....
http://golconda.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5297070#11473220
即興で詩を書くサイト 即興ゴルコンダ仮の今回の御題は【はなして】です。
みな ....
そいつのことを「はんだめん」と呼んでいる
そいつは自分のことを 「たぬき」と自称している

初めて「半田麺」と云う食べ物を知った時は
なぜまた溶接面を商品名にするとはなんと奇抜で夢のある ....
【おへそ】


りんごちゃんと なづけられた おんなのこ
今日は りんごのようにいいにおい
きのうは もものように いいにおい

林檎のおへそは いいにおい
林檎の ほかのどこの部分よ ....
π(パイ)


二畳ほどもある焼き釜は
林檎とシナモンの焼ける
例えようのない良い薫りです

どれほどの林檎が燃え盛る炎に
くべられたか その林檎の数には限りがありません
讃えようも ....
彼女の名前は、林檎といった
日がのぼり 日が沈んで どんなときも
心に 一つの凛した樹、それが林檎だった

パオバブの木は 特別な木ではなく
桜の木は 花見のときだけが桜ではない ....
かなしみのとりは
かなしみしみこむほどに ちいさなかずを 数えるように うたう
おもいはいつも一になることない
かなしみが 椎のこずえを ゆらしてる

かなしみかなしみかなしみかかな ....
こどものころ 戦争は いつかなくなると 思っていた
実際の話 古代や中世の時代と比べたら
安易な理由では、人は人を殺めたりはしなくなったのだろうか

むかし 中世の時代に 真鍮の牛という処 ....
その日は
お花見の桜より うんこの話のほうが 
うつくしかった
お隣さんが用意してくださった花見弁当を囲んで
いっしょに 盲の方と お花見をした
お洒落な桜色のスカー ....
八月十五日は 終戦記念日ですが、それは あの玉音放送が放送された日だからですが、
本当の意味で 戦争が終結したのは、七十年前の九月二日だということを 私は今年になってはじめて知りました。

 ....
家の目の前が川だから 安心だ
泳ぎ疲れても すぐに家に帰ることができる
天井川沿いに建つ我が家までは
ほんのわずかの距離なので
帰り道は スクール水着のまま 裸足で家に帰る
焼けついたアスフ ....
【あの手 この手】

あれは
てあて だったのだろうか
その手に触れた途端
理由の わからない涙が あふれた
どのような ゆえんで  
私がその場に 辿りついたのかは おもい ....
大脳皮質は、
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の四つに区分されますって いうじゃない
それって クローバーみたいなものかしら
だって 四つの葉だもん

鮮烈な夢が炸裂するとき
きっと 脳内の ....
ふいに 風がカーテンをゆらし
とおいあの頃が 窓の外にある 気がした
みわたすかぎりの原っぱの向こう側には
そこなし沼に こわれかけの小舟が一双
沼を取り囲む山に続く なぞの けもの道 ....
みずから の
からだを つかいきった ら
今日は、からだぜんぶで 床を かんじてみよう か

床の飴色は頬に ひんやり 
水飴にもなれないまま 
わたしの良からぬ電気を逃がすように アース ....
ぐおんと
いしきの
たきつぼ
おちれば

あぶくに
つつまれ
呼吸の
できない
じぶんが
いた

『 尾鰭よ!』
と、つよく
念じる

「 ねぇ、きみ ナイーブ とりか ....
【 流石の沢蟹】


沢蟹は、歩く
沢を 歩く
さわさわとした沢を歩く

沢蟹も 花見をする
タンポポの花が 咲いている
その花弁を
器用に 切り取り
 ....
とうめい が
好きですよ

漆黒も
好きですよ

漆黒が とうめいな日が 好きなのです

玄武の闇漆黒の岩石の中でケイセキは ちかっと 輝いて

その輝きは あまりに ちいさいので ....
 【 ちきゅー 】



いま
きみの くちびるが
ちきゅー って 言ったよね
そのとき
うちゅう の どこかで
だれかが
地球にむけて かぷかぷ しゃべっていたよ ....
「ハイジのおでこはアールデコ」

塾に行く子供たち 電車を待ち
丸い おせなで ゲームする
一番線に 白ヤギが紛れ込んでいますご注意ください
満員電車の中で みんな気付きません
二番線に  ....
Lucyさんのるるりらさんおすすめリスト(170)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆらり_リエゾン_- るるりら自由詩8*16-5-9
姫たちのお茶会_中- るるりら自由詩9*16-4-8
指折り数えるクリノリン_- るるりら自由詩13*16-3-28
【Paradox_Japan】(パラドックス・ジャパン)- るるりら自由詩6*16-3-22
『森で釘打つのは誰?』- るるりら自由詩11*16-3-14
ゼロの華- るるりら自由詩616-3-7
★三月三日_雛のお祭企画_終了のおしらせ★- るるりら自由詩1*16-3-7
「失ったのはなに?」- るるりら自由詩416-3-3
★三月三日_雛のお祭企画のお知らせ。★- るるりら自由詩416-2-29
はじめまして- るるりら自由詩7*16-2-29
鬼の豆ください- るるりら自由詩18+*16-2-2
はなして- るるりら自由詩13*16-1-23
鋳掛屋- るるりら自由詩14*16-1-21
おへそ- るるりら自由詩15*15-12-22
アップルパイの2乗- るるりら自由詩22*15-12-12
黙ってみている青い空- るるりら自由詩14*15-11-14
悲しみの透明なあり方- るるりら自由詩815-11-2
【HSM参加作品】真鍮の牛- るるりら自由詩14+*15-10-23
うつくしい_うんこ- るるりら自由詩22*15-10-3
九月二日- るるりら散文(批評 ...11*15-9-2
川岸- るるりら自由詩10*15-8-31
あの手_この手- るるりら自由詩8*15-8-24
恋かし蘭- るるりら自由詩22*15-8-7
おしえて_のすたる爺- るるりら自由詩15*15-7-14
みずから- るるりら自由詩19*15-6-30
黒曜日- るるりら自由詩12*15-6-16
流石の沢蟹- るるりら携帯写真+ ...21*15-4-13
とうめい- るるりら自由詩25*15-4-1
(*^o^)/\(^-^*)は、だあれ- るるりら携帯写真+ ...6*15-3-12
ハイジのおでこはアールデコ- るるりら自由詩19*15-2-22

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