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自己愛に溺れ
生の卵を糧に
真っ白く継ぎ目の無い美しい理性
と
透かして見える血の筋の
隠し切れない本能
というすべて
を知って
私たちは人肌を保つのです
生まれてくる場所は
ヒナ ....
さよならもうここに残されたいかなるものも認識しない
目に見えるのは常に更地だった
至る所に巡らされた有刺鉄線を触るので
手のひらはいつも傷ついていた
傷が膿むなどという事は
考えつきもし ....
白いものばかり
愛していました
わたし
四角い
消しゴムを
四角く切り分け
わたしは
それが真実の白だと
知っていました
あの人の書いた
ひとつの
美しい文字
....
そうして感受性の違いかしらですべてかたづく自然淘汰