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雨や風にさらされて
月日が過ぎて
崩れては消えてゆく

光と影の浮き沈みで私に語りかけ
三味線を鳴らし唄うのは石の像

笑っているのか
哀しんでいるのか
なんだろう
くすくすとささ ....
目を閉じると

砕けたゼリーがモザイク画のように

パステルカラーが

注がれていく風景は

ゆっくりと流れていく

揺らぐ気持ちは表面張力のように

こぼれそうでこぼれ落ちな ....
ビルの窓から外を眺めると

電信柱のてっぺんに一羽のカラスが

佇んでいる

何かたくらんでいるようで隙がない

こちらを向くなと言っている

たくさんの屋根を眺めながら

下 ....
ゴロゴロ鳴って
色とりどりの
ヨーヨー風船が落ちてきたような
夏の破裂音

軒下も見つけられずに
人気のない家の庭先にある
大きな木の下へ滑り込むと

浮世絵の世界が音も吸いこんでい ....
キダタカシさんの灰泥軽茶さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やわらかな五百羅漢- 灰泥軽茶自由詩13*13-9-29
パステルカラー- 灰泥軽茶自由詩613-9-7
ビルの窓から- 灰泥軽茶自由詩813-8-30
夏のハレツオン- 灰泥軽茶自由詩1513-8-25

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