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記憶の扉の鍵は締めないほうがいい。
綴られた思い出に机上のペンは饒舌で、
蘇る風景は良質な硬石のようだ。
不変の美が穏やかに語りかけることもあるだろう。
共に生きた証は残したほうがいい ....
健全な夕暮れに秋の冷たい風が吹く。
私は人生の喜びを一人の詩人に教わっている。
心の師は人生を達観している。
そのため私は私の境地を再確認出来るのだ。
疲れた頭に師の言葉の数々が染み渡る。 ....
雲海に沈む太陽に心が沸き立つ時、
私はもはや一人ではない。
この道はあなたも通った道。
過去に飛翔する魂を私は許した。
生への鼓動がこの道をゆく。
私の視点の先には常に未来が横たわる ....
朽ちてゆく薔薇に敬虔な祈りを重ね合わせる深夜の戯れ。
矛盾のように見える行いのうちに机上の蝋燭の火がゆらゆら揺れる。
古い書物の中、詳細に描かれる神々の行為に戸惑いを感じ、
劇的な出会いを求める ....
澱みの時を超えて、今再び大空を飛翔する。
冷ややかなあなたの眼差しを全身に浴びて、
それでも希望に満ちて、全ての生に感謝して。
鳥瞰する大地が平和で満たされる日を祈って。
行動する者は ....
夏の余韻を残しつつ私の机上に秋が来た。
窓辺から吹いてくる風はいまだ悩みを含んでいるが、
黄色く色づく葉のそよぎは過ぎ行くものの抒情を超えて、
現実と幻想の間をゆらゆらとはためいている。
....
真昼の荒野に陽炎が立つ。
茫洋たる荒地の果てに大海の在るを望む。
私は干からびた海月だ。
海月に語る者は在るか。(それは心の語り手であるか。)
自らの体に楔を打て。その裂口を見よ。
....
テラス越しの涼しい風が私に知らせる初秋の朝。
こんな朝の友はモーツァルトにかぎる。
まろやかなホルンの音も、鋭角でありながら優しげな存在感を示すフルートの音も
煌びやかで明るいピアノの音も、 ....
君が悲しみに暮れる夜。
見えない僕は君の傍らに腰掛けただ微笑んでいるよ。
言葉なんかいらないと思うけれど、
もし必要なら夜が明けるまで話をしよう。
君が記憶の扉の中、淋しさを感じる夜。 ....
群青色の夜空を指で穿つと銀色に輝くんだ。
ほら、そこかしこに。君に見えるかい。
君もやってごらんよ。
そうすればこの夜は満天の星空に変わり、君と僕は今繋がる。
僕と君、二人の手を重ね合 ....
キダタカシさんのヒヤシンスさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生への絆
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ヒヤシン ...
自由詩
9*
13-10-13
とある詩人へ
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ヒヤシン ...
自由詩
11*
13-10-13
美ヶ原への想い
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ヒヤシン ...
自由詩
10*
13-10-13
一夜の祈り
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ヒヤシン ...
自由詩
4*
13-9-18
飛翔
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ヒヤシン ...
自由詩
8*
13-9-12
秋の始まり
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ヒヤシン ...
自由詩
9*
13-9-1
茫洋
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ヒヤシン ...
自由詩
9*
13-8-31
モーツァルトの朝
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ヒヤシン ...
自由詩
9*
13-8-26
もし僕が先に消えたなら。
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ヒヤシン ...
自由詩
4*
13-8-18
夜空の散歩
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ヒヤシン ...
自由詩
3*
13-8-18
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