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柱の中のあなたが
振動する

生まれ変わらないように
焚かれ続ける炎

こんな水晶で固めて
留めておかなければならぬほど
恐れられた
私の妹

薄闇に線を引けば開き
素足で踏む　.... 技術水準だけで言えば
既に私たちは働かなくても食べていける

次の水準になれば
労働という概念そのものが消える

私たちは生きるために必要な要素を
減らし続けてきた

寒くても死なな　.... 6026
最後の人間が死んで
機械たちはこの地球を去った
残された都市を歩いているのは
ゾンビの群だけだ
あんなに瓦礫を積んで
何を探しているのだろう？

9158
望遠鏡を覗く　.... 雨に濡れた砂浜にビニール袋を敷いて

途切れなく続く紫の波濤を眺めていると

運動場の端にある雲梯の下で出会った

一匹のコガネムシのことを思い出した

あの頃の私は手に取るように虫の　.... 見上げると
天井に氷針ができていた
草で覆った隙間から
冷気が流れてくる

エイミーは
左手で剣を探り
胸当てのオニキスを抱いた
火は永遠にある

出口のない
雪に覆われた島
　.... 旅の二日目。波止場で追い剥ぎに遭い
荷物をすべて失う。
迷って左を選んだのが致命的だった。
彼らはズボンとシャツを投げてよこし
(下着は返してくれなかった)
生きたければここに行け、と紙切れ　.... 科学という盗掘家の
運び手は荷物より小さい

冷えすぎたレコードを温めて
針をのせる 今年は喪中の葉書が多いねと
年賀状を印刷しながら姉が言う

時々色を滲ませながら
古いプリンターがウィーンと動いてる

すこし早めのクリスマスケーキを切り分けて
マシュー・マコノヒーの映　.... 私を分解していくと最小単位になる
例えば指先で
それは今も起こってる

人間の淡い輪郭

手をつなげば数千兆の電子が移動する

衣 ミコさんのmizunomadokaさんおすすめリスト（9）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
水と血	- mizunomadoka	自由詩	3	15-3-19
star_and_light	- mizunomadoka	自由詩	3	15-2-7
6005	- mizunomadoka	自由詩	5	15-2-5
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Amy	- mizunomadoka	自由詩	2	14-12-28
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you_and,	- mizunomadoka	自由詩	3	14-12-12

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