すべてのおすすめ
忘られぬ窓辺できみは啜り泣く ポインセチアは赤よりも赤

粉雪が遠くの街の灯を消して夜はゆっくり来る二十二時

「踊ろう」と処女雪踏めば燃える足/素敵なものは踏みにじるのだ

真夜中に音も ....
雪が降り真夜中も降り銀世界一歩一歩が新しい道

降り積もる雪は無音のままでいる思考を止めて雪と同化する

ポケットの中から外へ出せなくて思い伝えることが出来ない

人気無い神社 ....
あおいろの夜をむかえて鏡面のようなねむりの狭間で出会う


いしだとか、やさしさだとか、なにもかも総称してる冬のキッチン


らいしゅうの予定をきいて書き留める宇宙船から手紙が届く

 ....
絡みつく糸が意図へと変わる朝に絞り出した最後の誠意



あの頃の自分と語る糸電話から零れてく無色の琥珀



社会人一年目の友が語り出す社会の壁の高さと深さ
 ....
冬の空秋とは違う青い色寒さ表す厚着した人

トキメキを抱き締めながら海を見る夕日に染まる波はキラキラ

手紙書き赤いポストに投函する届く頃には雪かもしれない

何気ない昔の景色目の前 ....
手配犯そっくりのオレ整形しモテはじめたがパトカーも来た When the world is mine...

火曜日は街の背中の見える丘でアルマゲドンをひとり待つ予定


タンポポを折った帰りは電柱を倒すべきという義務の問題


相対性理論 ....
茎干からび転げる掘り起したままの花園に名もしれず


向日葵が花咲く中潜る蜂羨ましく思う夏過ぎ


自転車の百千並びに差す秋陽その長し影から出れずに寒し


歩き方忘れたように並木道 ....
seniriさんの短歌おすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今冬- ソリッド ...短歌3*13-2-10
新しい道- 夏川ゆう短歌113-1-11
I_love_you- ことこ短歌8*13-1-5
26歳の老後- komasen333短歌2*12-12-20
冬の空- 夏川ゆう短歌212-12-10
そっくり- 北大路京 ...短歌4*12-11-20
世界が私のものだったころ- 由比良 ...短歌8*12-11-15
スプロール化Ⅰ- すみたに短歌2*12-11-12

Home