すべてのおすすめ
ホッチキスの針よ
俺の兵隊となれ
兵隊となり武器を持て
突撃
そして発射
せよレトロ光線
七十年代のビビビ
人間万事バンジージャンプ
ロープをつけずに
ジャンプした俺の恋人
ば ....
その頃
ぼくらといえば
美しい霜のうえを
自転車で完璧な曲線を
描きながら
ふるえる独奏者としての
ふるえるりんごの夕陽のことばを
所有してました
複雑なぼくらのようなわたしたちの
 ....
言いかけてやめた、だって空白に値しない面倒くさい怠惰
かさかさの親指で丸め込んで
言いたいことはないと言いたいらしい君は
別に、綺麗でもない、
生きてるってほどでもない感じ
ひどいなぁ
と ....
とある屋台に座ると
目録には
 ラーメン
 日本酒
 ビール
そういったものの他に
 月
があって

「この月はなんですか」
と聞いたら
真っ黒などんぶりに
水を並々とそそがれ ....
じじつ、
こよみのうえで
生き返ってしまう
完熟メトロは、
じゆう(ふわらいどう)
mice of us の 一切放棄した
皮ベルト…ラジコン…ベルトコンベア…ラジオード…
それらはそこ ....
何もしてねぇよ。何もしてねぇ。
何も知らないし、全て終わった事だよ。
だから、お前等には関係の無い事だ。


***
あのなぁ、私妊娠してもうてん。
あのボケの子供、妊娠してもうてん。二 ....
まいたたかこがすとろぼいらに

ふらっと揺れてひゅるるるぅー
キョー司法試験の合否のツーチガー
雨が降りやがったせいで道はひどくんぬかるんでやがり
タマゴサンダルいただきまー
ダー楽し
 ....
うさぎは
「じぶんが
あいされていない」と
かんがえたので
みずうみに
みを
ひたしました

つぎのひ
ぽっかりとうかんだ
うさぎのからだをみた
どうぶつたちは
このようにしゃ ....
(TOXICを頭の中で♪しながら)

俺はトラックの運転手なのだ
俺は骨の髄まで運転手なのだ
居眠り運転してても目的地に着いてしまうのだ
これは本当のことなのだ
そんな調子で大きい事故もや ....
待ち合わせの時間まで
僕は地下街の書店で時間を潰すことにした
詩集のコーナーで数少ない詩集を二、三冊めくってみたが
どれもこれもピンとこなくて他のコーナーにある書籍も
黙りこくったまま ....
神が不在の夜
その間隙をぬって
あくまでも地上的な硬い何かが
天上の淡い光を覆い隠す
その時
人びとの喉はゆっくりと絞められ
背徳の快楽に意味のない言葉が虚空にばらまかれる
昔日の絵の中 ....
みじんと鳴って落ちる月
高い梢にキタキツネ
朝露の
濡れる重さに耐えていた

非体験の罪状は
朝日の中でも暴かれて
憎々しげに現れる
認否を迫る百済の観音
内蔵する
輪廻 ....
一気に見た物語に
夜中のわたしはすっぽりくるまります
にゃあんにゃあんと泣きたい気分
全身でなにかを目覚めさせたい気分
全身だけで終わりを見たい気分

お昼寝の途中で
いきなり体が震える ....
舞台の上
寺男と教会女
つっこむ警官A
通りすがりの主婦A
その主婦を追いかける主婦B

観客席
拍手する客AからZ
眠る客AからZ
激しく相づちをうつB1
その他 202人

 ....
真夜中の詩人が歩き出す
まだ眠らないのは
月も星も眩しいから
銀色の煙が美味しいから

愛だとか傷痕だとか
嘲笑を抱えて孤独を彩る
真夜中の詩人が歩き出す

聞こえているか?この詩が ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
5/1
つないだ手
---------------
柔らかいな、と思った瞬間、眠りに落ちるときのやさしい倦怠が静かにあふれた。
ふわり親指から。




5/2
だ ....
【1丁目】
 日が昇る前の朝5時半、自転車で坂道をのぼる。買ったときは黒くて、今は灰色になってる自転車。本当は余裕の表情で坂道をきりぬけたいけれど、ハンドボールの選手をやめてから2年たってしまった足 ....
私は大腿骨である
私は頸骨である
私は肩胛骨であり鎖骨であり肋骨であり
胸骨であり恥骨である

私は横紋筋と平滑筋である
私は繊維質の束である

私は気嚢であり胃腸であり  ....
料理を注文する君の声が
空気の振動のような透明さで店内に響く
放っておくと月明かりしか入ってきませんから
と、ウェイターがカーテンを閉めていく
中央のテーブルでは座高の高い男が
大声でメ ....
 




 男の部屋なんて
 臭くてオナニー三昧だ
 自分ではわからない臭い
 自分の臭いしか返ってこない毛布
 畳にころがった週刊プレイボーイ
 ビデオを借りに行くほど熱心じゃ ....
失礼
ギブミー
ア・ペーパー
ア・画用紙
ア・羊皮紙
ア・ケント紙
ケント・デリカット氏
ケント・デリカット
デリカット?
デリート・カット
デリケート・カット
デリシャス・カッ ....
かつて
わたくしは
花、だったのですよ
よろしければ
咲いてみせましょうか


言うと
水、のようなそのおかたは
しなしなとゆびを左右に
ゆらして
ていねいに
それをこばむ
 ....
おかあさまが わたしをころした
おとうさまは わたしをたべてる

私が悲愴にも似た決意のもと食卓に赴くようになったのは
いつからだろう。かわいそうなグレーテル。父と母と兄の
待つ戦場へ抜 ....
覚えたての九九を妻が口ずさむ
大切なものは奪われても
忘れなければいいのよと妻が歌う
夕暮れ前に一瞬空が明るくなり
テーブルのりんごやみかんやバナナが色を手に入れた
頬杖つきながら
文 ....
細い月のような{ルビ眼=まなこ}で
わたしを見上げ
気怠い午後

ちいさな女の子は
においで愛をおぼえ

耳、伏して
鼻、冷たい鼻
しっぽは昼間にある月を指して
わたしは、その背中 ....
 
空腹だけは真実だ 
R246、クラウンのシートにてやや傾く 
高架下の信号待ちでスパイラルカフェの 
ランチについて考えている 
急発進がサイドブレーキを促す 
再び加速 
する、欲 ....
明るく光る曇り空がある
一面の白さで空に張り付いて
いつまでも剥がれ落ちない
降るなら降るではっきりしろ、と
郵便受け一杯に愚痴をこぼして
傘を選ぶ

すっかりと
沈黙した窓辺を通り抜 ....
愚かにも駅の天井を何故
消化器官に似せてしまったのでしょう
そこでは、羽音震わす蛍光灯
その仄青い痙攣から逃れ切れず
静かに分裂した影の群れが
仄青く集う硝子、地下鉄のドア

 ....
1.

青みはじめた空気のなかに
屋上がある

どごおんどごおん と
風が啼いていた
それは歌でも言葉でもなかったけど
確かに何かがわたしを呼んでいた

太股にナイフをあてる
出 ....
たいにぃぼいすさんの自由詩おすすめリスト(87)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
口癖- たもつ自由詩705-1-28
うた- 青色銀河 ...自由詩905-1-25
アイボリー- 船田 仰自由詩605-1-24
文明開化の音を探す- 煙と工場自由詩605-1-20
【_faction_】- 吹雪自由詩505-1-20
Dear_My_Friend- 虹村 凌自由詩5*05-1-20
感涙はうす- 不老産兄 ...自由詩205-1-17
さようならの一つくらい言えるようにはなっていたい- 煙と工場自由詩1305-1-17
俺はトラックの運転手なのだ〜2- 純太自由詩1105-1-13
身辺雑記より(九)- たもつ自由詩1605-1-11
月蝕- 岡部淳太 ...自由詩8*05-1-10
A_River_Runs_Through_It- あおば自由詩4*05-1-9
ヒアゼア- 船田 仰自由詩605-1-8
劇場- らいみ自由詩1*05-1-7
Boston_Calling- 虹村 凌自由詩8*05-1-7
十三月記- 嘉野千尋自由詩45*05-1-7
_- 自由詩105-1-7
かるく_こぐ_わたしのまち- 吉原 麻自由詩105-1-6
言うまでもないこと- 佐々宝砂自由詩1005-1-4
身辺雑記より(六)- たもつ自由詩1004-12-29
コブラツイストガール- カンチェ ...自由詩1104-12-26
デリピカ・ノット・ピカデリー- 黒川排除 ...自由詩104-12-23
刹那い- 望月 ゆ ...自由詩1104-12-16
家族の食卓- 角田寿星自由詩304-12-15
九九- カンチェ ...自由詩1104-12-14
背景の猫- かのこ自由詩4*04-12-11
球形の、- ふう自由詩6*04-12-6
ジオラマ_-Route_51-- 霜天自由詩304-12-4
地下鉄の花占い- A道化自由詩804-12-2
ピュグマリオン- 佐々宝砂自由詩3*04-11-28

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