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瓶の中にとり残された
ピクルスひとつ

蓋が開くのを ただ
待っているだけの日々

見通しが良すぎて
すっぱい孤独

 
 《ピクルス:2013年11月10日》
夏の空気に寄って立つ 少女はあざみの花
かな文字で記した遺書のような視線が
日焼けした少年のまだ皺のない心のすみに
紅い糸を縫い付けることは終になかった
四季が幾つ廻ろうと心の真中が憶えている ....
うみこさんのただのみきやさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピクルス- ただのみ ...自由詩31*14-1-8
初恋- ただのみ ...自由詩20*13-10-30

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