終わりを迎える平均から
半分を割って有余年足して
もう十数年同じを繰り返し
振り返ればガキの頃と大差ない
誰かに擦り付けながら甘えて暮らす
危機感に目を瞑り投影しながら
今日を酒と言い ....
同じ空の下
君が旅立ってから 心の何処か隅の方に
ぽっかりと穴が 空いてしまった気分になった
その穴を埋めるように 日々は流れ続ける
何事も無かったかのように 過ごしている
もっと気 ....
二本の指で
煙草の先端を揉み消して
どこか遠い空に
未明から鳴り止まない
海鳴りのような響きに
耳は ひらいて
放 ....
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