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黙秘権、

外側に
行ってしまうのですか、







孤独死を待つ白兎の、
瞳は紅い。

いつも
公用語は行方不明だから
えぐらない手つきで
水をかけあって、 ....
口の中に微かに鉄の味がある
コートの袖口が擦り切れている
錆びたドラム缶からはいだして
月下の廃工場を後にする
奏者を失って久しい機械が
ほの青く光る一群の風琴になっていた

鳥が飛び立 ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
鳥は自由に飛ぶ
一本の線によってへだてられた空間を
風つかいのグライダーのように滑空し
大気をはらんだ凧のように静止し
熊蜂のように羽ばたいて流れの外に飛跡を残したりして
そして時には それ ....
朝倉ユライさんの自由詩おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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