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私の目はどんどん見えなくなっている
ぼんやりと、ゆっくりと、確実に
どんどん見えなくなれば
みなの姿も あの人の顔も
どんな感じなのか 憶測で考えていくだろう
できるだけいい方向へと思う ....
削いでほしいとおもう
まとわりつくものはいつもきれいな花びら
ではなく 鱗のような厄介なものだ
きらきらとしていても からだから離れればいいのにとおもう

あのまま 埠頭へとびこめば
綺麗 ....
何かをのこしておきたくて
つづりたい指がかじかんで
きもちごとポケットの中
くしゃっとしたままだ

あきらめることがたくさん?
しかたないに変換
かなしいことを冬の海の底へしずめるの ....
いつだって
人は やじるし、だ
変幻自在に曲がる針金製の

伯父は
がんだった
誰にもしらせずに
抗がん剤とむきあう
プライドと
やさしさで
わたしは何もないように過ごす
一 ....
夏美かをるさんの唐草フウさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さよならの鎖- 唐草フウ自由詩15*14-4-24
鱗のストールを巻いて- 唐草フウ自由詩12*14-3-2
すぎてゆくこと- 唐草フウ自由詩14*13-1-29
十月一日の- 唐草フウ自由詩11*12-10-1

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