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下を向いて歩いていたら
電柱にぶつかった
下を向いていたのだから、あたりまえだ
ぶつかったところを触ったら
赤い血が指先についた
ひどくぶつかったのだから
血が出ても、あ ....
つぎの約束をしよう
どんなに小さなことでもいい
それで明日が約束されるわけでも
約束が約束されるわけでもないけれど
つぎの約束をしよう
約束は絶対ではなくて
約束を ....
単純なことほど難しく
複雑なことは解らない
無器用なことを言い訳にしながら
いま退屈が僕を殺そうとする
出来ることと出来ないことの境目には
いつも壁があるから
仕方なく ....
(不器用であることは、罪ではありません)
林檎の皮をどれだけ長くむけるだろうかと
無邪気にはしゃいでいる間に
途切れてしまった命はいくつ
あの赤い肌をすべっていったことでしょう
....
どこからどこまでを少女と呼ぶのか
それは自分の幼年をさかのぼる程度でしか知らない
だとしてもだ
あの病院で出会ったのはたしかに少女だった
「会った」というより「会ってしまった」
そう ....
種をまこう
名前も知らない種でいい
名前や理由なんてあとでいい
木を植えよう
太く立派になるかなんて
植えるまえから考えもせずに
今すぐにでも
今だからこそ
きっと ....
ごぅひゅう ごぅひゅう
街路樹を大きくゆらしている
これはみなみかぜ
天気予報のおねぇさんが言ってたことは
なんだか理科っぽい説明でつまらない
空の気まぐれ地球のため息
季節外 ....
夏美かをるさんのベンジャミンさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「あたりまえの、その先に」
-
ベンジャ ...
自由詩
8*
14-4-4
「つぎの約束をしよう」
-
ベンジャ ...
自由詩
10*
13-4-2
「退屈が僕を殺す」
-
ベンジャ ...
自由詩
9*
13-3-13
「林檎」
-
ベンジャ ...
自由詩
7
13-3-9
「少女の指で書かれたカルテ」
-
ベンジャ ...
自由詩
9
13-2-26
「この渇いた大地に」
-
ベンジャ ...
自由詩
5*
13-2-21
「みなみかぜ」
-
ベンジャ ...
自由詩
3
13-2-2
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