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それ
  を
   ひ
   と
   し
   ず
   く
    ずつ


コップに入った褐色の液体の上に泡を
星型に並べたテーブルの恣意的な動作と
これからばらばらに散 ....
夕方になっても朱い色はどこにも見えてこないままで
目を潰す高さに飛んでやってくる
青白い色のかたまり

普段よりしおれた植物みたいな角度で動いていく
歩道の上の 傘のない通行人

磨りガ ....
太陽はどこまでも沈みようがないので
椅子と同化して溶けていきそうな 


右足のつま先の前にレールを跨いだカメラ
回る車輪と一緒に垣根を飛び越えていく犬を追う
信号のある十字路はいつで ....
コーヒーカップに水を少々
砂糖のないテーブルの腕が
彼の足をつかんで引きずって放さないままでいるので
ぼくは少しだけ安堵します

コーヒーカップに水を少々
窓の外には目のない彼女
旅を続 ....
 ──ちょうど躓いた小石の先に連なった足が
   氷柱を踏んで動かされていくようだった──


映像はいつもコマ割の上で音をあてていく
それは今日の病室でも変わらないまま
カーテンの外 ....
落とし子さんのあやさめさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゑひ- あやさめ自由詩305-4-15
冬景- あやさめ自由詩205-2-24
Intersection_-夏-- あやさめ自由詩104-9-13
喫茶店にて- あやさめ自由詩204-8-13
不連続体- あやさめ自由詩704-8-1

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