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蛇が
つばめの子が大変おいしそうだと
どうしても食べたくてたまらないと
細い棒を伝ってやってきました

なにも知らないつばめ親子は
しずかに眠っています

にんげんは驚いて
蛇をつつ ....
ドアをあけたらまた今日でした
かわらない君がいて
少しほっとする

ハムスターにエサあげて
いわれて小さないのちにむきあえば
もっとやさしくしてくれと
するどい爪でひっかかれた

き ....
桜に出迎えられると
晴れがましい気持ちになる

今日の新入生という
気持ちになる

薄い白は
希望の色か

あおいそらにすけて
今日もわたしはがんばろうとおもう
りんごをむいた

よっつに切った

ひとつは おとうさん
ひとつは おかあさん
ひとつは おとうと
ひとつは わたし

ペットのハムスターは
りんごの皮をむしゃむしゃ
だいじに
 ....
ゆうぐれに向かってはしっている
かえっているのに
だんだん離れてゆくようで

君がならすおんがく
私のみみをこじあけて
はいるよ乱暴にむねのなか
せつなさをきざんでる

なにか後悔さ ....
幸せってなんだっけ
なんてCM懐かしい

たこあげしている親子がいる
空にきりこんでゆくたこは
ふらりふらり
頼りない

きりりとした目のむすめの先に
おとうさんのひきぎみの腰

 ....
いろんな天気があって
いろんな空があって

自分で選べるわけじゃないから
ただ黙って歩くしかない

ひとりだと思えばさみしい道も
みんなおなじと思えばがまんもできる

不特定多数のだ ....
はるか遠くの
たんぽぽ綿毛が舞い降りる
まるで初雪のように
まるで天使のように

国境も
区切りもない空の上空で
どんなねがいを背負ってるの

どこかでうまれたたんぽぽも
その背景 ....
なぜなんだろう
なんて答えのない
それぞれのひとのすることに
一喜一憂する自分もまた不思議

納得いかない
なんて当たり前なこと

秋の実またひとつおちた
身の程知らぬ柿は
まだ足 ....
ハムスターは耳がいい
ささいな音も知っている

がじがじ がじがじケージをかんで
えさよこせ
えさよこせ

飼い主はねむってる
飼い主は怒ってる
飼い主は ナイテイル

やれやれ ....
いつから声を出さずに
泣くようになったのか
赤ん坊の私は
なににも遠慮せずに泣いただろうか

夜だけが変わらず
くらいままにそこにある
明るい朝を
体内に隠しながら
すべてを覆って
 ....
ぎへいじさんの朧月さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蛇とつばめ- 朧月自由詩813-6-28
ハムスターのいる朝- 朧月自由詩413-4-10
桜並木- 朧月自由詩713-4-4
真っ赤な林檎- 朧月自由詩813-1-24
ゆうぐれの音- 朧月自由詩913-1-20
たこあげ- 朧月自由詩413-1-2
あるこう- 朧月自由詩812-11-28
冬のたんぽぽ- 朧月自由詩612-11-11
百の柿の実- 朧月自由詩812-10-26
ハムスターは耳がいい- 朧月自由詩912-9-29
ねむりの粉- 朧月自由詩512-8-28

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