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さて、正面には
丸い机
中央の
銀皿にもられた
艶やかな葡萄と
止まったままの砂時計
どこからか
聞こえてくる通奏低音が
生きものたちの
瞼に影を落として、
りりり、と
電話 ....
小さなころの記憶が
なくてそれは
当たり前のことだのに
問い詰めた先生は血を
責めてわたしはいたたまれない
まま自動ドアに挟まれた
影
が折り重なって
肥大していく樹
を
描いた
....
藤代さんのyukoさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水晶
-
yuko
自由詩
7
12-5-22
系統樹
-
yuko
自由詩
3
11-11-4
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