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空の蒼が凍みるように美しい
夜の藍には、星と月が美しい
帰る場所を喪くしました
またひとつ
氷ったものたちが砕け散って、
ばらばらのこころを晒すでしょう
それでも
灰色の空はいつ ....
三千世界の夜が 墜つ
踊る大地の夢が 果て
君は痛い とは云わなかった
僕は痛い と叫んでいたんだ
大地に踊れ 過ぎし夢
背負った烙印は 僕を{ルビ灼=こ}がし
僕を抱く君 消 ....
天窓に差し込む光
耳を掠める バルトォクの旋律
嗚呼 君が{ルビ謠=うた}に心寄せ
高い空に焦燥を感じ {ルビ金木犀=きんもくせい}に心狂わす
廊下を走った 先の見えている道
そんなこと ....
そう {ルビ譬=たと}えるなら
他の誰に許されなくても
全てを敵に回しても
嗚呼 信仰にも似た 凍てつく火焔
蒼い{ルビ焔=ほのお}のようなひとだと
{ルビ皓 ....