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それは冬のひどく雨の降る日の夕方
雲に隠されて夕日なんて見えなかった
私は独り車内に残されて
しわくちゃの一万円札を持たされていた
夜になる ....
桃レンジャーになりたかったけど
いつも黄レンジャーだった。
悪の組織に捕えられる
か弱い女の子になりたかったけど
いつも立ち向かっていかなきゃいけな ....
狐の嫁入りと言う言葉を聞いたのは中学生の頃
何故か白い狐の面を被った白無垢のお嫁さんを思い描いた
林の中をひっそりと進む行列が雨に濡れて哀しく思えた
何故狐の面な ....
引き出しの整理をしていたら
何かのおまけでもらった
厚紙でできた
ポケモンの
ホワイトボードが出てきた。
それには
未だに消えずに
....
萎れかけの彼岸花さえ毒を撒くこれほど美しい事はない
優しさと言う名の毒を飲み干してそれでも貴方を愛しています
海水を閉じ込めた瓶に毒と書きお守りにする さよなら人類
朝焼けが ....
化粧をすると何だか息苦しくてすぐに落とした
(でもあの人と逢う時にはして行くんだ)
マニキュアを塗ると手の仕草が女らしくなる
(でも面倒だから塗らないんだ)
女子がもっともお洒落をする ....
そして幕が閉じる
舞台化粧を落とすと誰が誰だか分からない
勇敢な騎士は土曜の朝に生ごみを出す係りらしい
美しいお姫様の鼻はとんがっていつも人を見下している
けれど一番分 ....
遠くを見ると、果てしなく感じて目を閉じた
足元を見ると、崩れ落ちてゆきそうで怖くなった
さようなら
桜の枝が揺れて花弁が零れる時
そんな言葉を耳にする
さようなら ....
冷たい湖の中をただひたすらに泳がせて欲しい
何処にも始まりはなく何処にも終わりがない
水草に足を取られて沈んでしまうまで
ただ泳がせてほしかった
そんな事を思いながらあの日 ....
無限上昇のカノンさんの永乃ゆちさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
それは雨の。
-
永乃ゆち
携帯写真+ ...
6*
12-6-15
桃レンジャー
-
永乃ゆち
自由詩
4*
12-6-14
狐の嫁入り
-
永乃ゆち
自由詩
8+*
12-6-8
ポケモンのホワイトボード。
-
永乃ゆち
自由詩
5*
12-6-8
毒
-
永乃ゆち
短歌
2*
12-6-6
私は生きてるのだから
-
永乃ゆち
自由詩
3*
12-6-4
舞台
-
永乃ゆち
自由詩
5*
12-6-1
桜並木
-
永乃ゆち
自由詩
3*
12-5-28
湖
-
永乃ゆち
自由詩
8*
12-5-17
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