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飲み干したコーラの瓶に
ロケット花火を立てて火をつける
爆発したらどうしよう
私は怖かったけれど
夏のあんちゃんは張り切っていて
怖いとは言い出せず
耳をふさいだ
そのいくつかは
湿気 ....
かあさんは白
とうさんは黒
ばあちゃんは茶色で
じいちゃんは巻き尾
そのまたばあちゃんが
どんなだったか知らないけど
たぶんボクの中にいるんだろう
抜け落ちた
冬毛のなかに
いろ ....
左腕に
浮き出た内出血の痣
八年前に受けた
ハーセプチンの点滴は
あたしの血管までもぼろぼろにして
以来 採血は
看護士泣かせの儀式となった
その痕を
老いた母は
かわいそうにと
....
ましろな朝。静かな朝。まだ誰も踏んでいない雪はどこまでも、白い。
「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」小林一茶
雪玉を投げ合う無邪気な子どもたちをみつめるまなざしのなんて優しいこと。 ....
君の胸の音を聴いている
瞳を閉じれば浮かんでくる
電車がゆく
車輪の音は確かなリズムを刻む
無機質でいて
それはなぜか温かい
からだじゅうに
張り巡らされた
赤い線路を
休むこと ....
日曜日 うっかりペットショップをのぞいてしまう
生まれたばかりのかわいい仔犬が
ガラス越しにじっとわたしをみつめてくる
さっきまで泣いていたかのように黒い瞳が濡れている
この人はここから連れ出 ....
マスカットは
{ルビ麝香=じゃこう}を纏い
たわわに実る
房のひとつひとつに
水をたたえた命が宿る
今は廃屋に
つるを伸ばして
たわわに実る
愛すべき
黄緑色の鈴によく似た果実よ ....
数えましょうか?
野に
ひとつ、ふたつ、と
数えましょうか?
川に
いっぴき、にひき、と
数えましょうか?
道に
ひとり、ふたり、と
数えてほしいのでしょうか?
その存在証 ....
金持ちも
貧乏人も
健康な人も
病んでいる人も
希望に燃えている人も
絶望の淵に座り込んでいる人も
お気楽な人も
深刻な人も
白い人も
黒い人も
満たされた人も
飢えた人も
か ....
哭翁さんのそらの珊瑚さんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花火
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そらの珊 ...
自由詩
20*
14-7-20
MIX(もらったもので出来ている)
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そらの珊 ...
自由詩
16*
14-5-12
【紫の華】_詩人サークル「群青」二月のお題「紫」への提出作品
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そらの珊 ...
自由詩
13*
14-2-28
牧歌
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
8*
14-2-8
真夜中の耳
-
そらの珊 ...
自由詩
17
13-11-14
ペットショップで
-
そらの珊 ...
自由詩
15
12-10-30
ネオ_マスカット
-
そらの珊 ...
自由詩
10*
12-7-13
数を数える
-
そらの珊 ...
自由詩
6*
12-5-1
星のこども
-
そらの珊 ...
自由詩
8*
12-3-19
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