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おさんぽカーには幼い顔が幾つも並び
桜の木の下をゆっくりと進む
時おり吹き抜ける風の冷たさに
ぐずる子がいて
あやす保母さんの肩には桜の花びら舞う
※
手を繋ぎあう ....
期待してしまうから
疑うのか
それとも明日の訪れを信じられなくて
疑ってしまうのか
その何れでもあるんだろうけど
※
今年の冬はことのほか寒かったはずなのに
疑い知ら ....
あなたは積み上げる
与えられた積木を丹念に積み上げる
それが人生
※
親指と人差し指で作った輪の大きさぐらいな積木
いつも何かに苛立っていて
終りの無い議論を隣の積 ....