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思い出になったあなた
お願いだから あたいをよばないで
この一本道、途切れるまで
キスは
するとされる より
するとする が、いい
喧騒の夜
組み込まれているから、見えない
都会にもいるんだよ、言霊
しがらみを肴に
また一杯
まったく酔わせてももらえないや
夏が透ける雨の隙間
渇いた紫陽花が
雨を、乞う
夢のあなたは当時のままで
あたふたするわたしも当時のままで
目が覚めると、ごめんと言えなかったことだけが当時のまま
たこ焼きや
冬の休日
ホフホフと
隣の芝生が青くみえる丑三つ時
いっそ眠れないならと珈琲を飲み
ため息、またひとつ
ひとは、これほど醜いのか
愛は、これほど弱いのか
ただ祈るしかないのか
※2005.7.7 ロンドン同時爆破事件の日によんだ詩
今、一度
お布団の中、あと一分、、三分、、、
起きた後の喧騒と引き替えにしたってかまいやしない
冬のまどろみは 快楽だ
羽根がはえたかと思ったんだ
ダウンジャケットのだったんだけどさ
けどね、ちょっと、ちょっとだけだけど空を飛ぼうなんて思ったんだ
風景がちがう
あなたがいないだけなのに
ただ、いないだけなのに
凍えて帰れば、ぜんざい
ふー、ふー、熱いぜんざい
言葉はいらない{ルビ夫婦=めおと}ぜんざい
あなたが連れてきたのは、雨と汗のにおい
あなたはシャワーなんてあびたりしてさ
あたいは期待とソファーに包まれるのさ
小さく洩れるアナタの声
頬をつたうアナタの涙
そして、愛がまた溢れる
昨日の私は、耐えるだけ
今日の私は、むせび泣き
でも、明日は笑ってやるの
信じなくていい
涙で帳のおりた夜
そんな夜は、信じなくていい
みずいろの雨をききながら床に入ると、雨がふる
ぽっかり空いた穴を補完するように、雨がふる
決して満ちることはないんだけど、それでも雨がふる
*YouTube み ....
雨にとけてしまいそうなウチ
それでも傘に入れてくれるん?
いっしょに流されてくれるん?
雨は平等に降りしきる
あなたにも、わたしにも、
だけど、わたしには傘がない
うちわであおがれひざ枕
これにまさる涼はなし
お礼に西瓜でも切ろうかしら
目がさめると
しぼんだ わたあめ
しぼんだ ふたり
しゃりしゃり しゃりしゃり かき氷
アベックぺたぺた かき氷
夏やねぇ あつっ!
忘れもん、いっぱいしてきたなぁ
でも、どうせやったら
この涙もどっかで忘れてきたかったなぁ
変わっていくことが くやしくて
何もできない自分が なさけなくて
こっそり すねてみた
肌をなぞってください、つーっと、
電気がはしるまで
そしたら、きっと忘れてあげるから
ウソやないけど
ホンマでもない
アタイの 後ろ髪
知らん間にこわがりになってもうてたわ
しゃぁないやんって、言うてぇや
なぁ、なぁ、言うてぇや
混沌とした水が透けるとき
言葉を釣り上げる喜びといったら
あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ
体がうごくとき、心もうごくだろうか?
心がうごくとき、体もうごくだろうか?
あなたに、うごくだろうか?
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