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青い扉の向こうに
雪原が広がっている
かすかなノイズ
そのなかに紛れるように
一頭の白い馬
あれはあなたが放した淋しい夢だ


指で触れて
夢だと知りながら
その長い首を抱きしめる ....
かなしくてないているのか
さびしくてないているのか
雲の切れ間に青空
風に小さな羽根をふるわせて


うれしくてないているのか
いとしくてないているのか
透きとおった雪が流れて
目の ....
君の、夜明けの口唇に
葡萄の粒を含ませる朝
旅立つための翼をいだく
わたしの翼は白いだろうか
それとも燃えて血がにじんで赤く


葡萄の房に朝の雫がこぼれ
風が喜びを歌うとき


 ....
石田とわさんの石瀬琳々さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い馬(あるいは青い扉)- 石瀬琳々自由詩16*15-2-19
冬の小鳥- 石瀬琳々自由詩11*13-1-23
朝の葡萄- 石瀬琳々自由詩9*12-10-18

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