からころと音のする
そんな欠片が散らばっていて
拾い上げると色とりどり
思い思いに光を反射している

広い砂浜
両手を広げても足りない
誰もいない静けさは
ただ波音を響かせる


 ....
値段はおいくらですか
空から澄んだ声がする
木の葉が静かに舞っている
晩秋の並木道は
人通りが無いのに
かさこそかさこそ
賑やかな気配がする

値段は、
いくらでも構わないのです
 ....
谷川美嶺さんのおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からころ- 霜天自由詩2104-5-20
盲目に値するもの- あおば自由詩7*03-11-26

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