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暑さにうなだれている名も知らない花は
剥がれかけたマニキュアと同じ色をしていた

使われているひとつひとつの配色が
くっきりとしたものばかりなのは何故だろう
まぜこぜしないのがこの季節で
 ....
浮いた光は気まぐれに運ばれているのか
それとも決まった順路を漂っているのか
ただ、示されたとおりに視線を動かす

乾きから守ろうとする瞳は水の膜を張り
鮮明だったはずのものがぼんやりにじむ
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石田 圭太さんのあ。さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ある日の夏、水の爆発- あ。自由詩18*09-6-28
ほたる追い- あ。自由詩17*09-6-19

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