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{引用=月夜の{ルビ泡沫=うたかた}
ひらいた辞書に
針をおとす}

夜の端を
そっとめくると
月は
その裏側で
輪郭をにじませる

言の葉は
月影を背負い
蝉時雨の風と
果 ....
芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る

光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める

荷物は案外少なかった
 ....
石田 圭太さんのこゆりさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月と夜の森- こゆり自由詩13*08-7-30
春風- こゆり自由詩24*08-2-26

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