すべてのおすすめ
けれども胸は 青く傾斜してゆく 怯える意識には
透明なふりをする思惟が 蔓草のようにからみつく
窓の外では 涙のように 果実の落下がとめどなく
そのさらに遠く 地平の丘の上では 二つの白い塔が
 ....
しんえん と呟きながら
浅瀬をえらんで 辿ってゆく
夢をつたうひんやりとした風が
時折 うなじに触れてゆく
誰かが指をつないでくれているような
そうでないような気がする

深淵
踏み込 ....
春という季節は
いつでも液状にデフォルメされてゆく
匂い立つ色彩が
にじみ流れ溶けあい渦巻く
私の輪郭もそのただなかに
半ばは溶けかかりながら
けれど決して溶けきることはなく
冬をいとお ....
いちばん古い棟へとつづく渡り廊下は
いつもひっそりとしている
ことに雨の日には
この渡り廊下だけが離れて
雨降る宙の中に 浮かんでいるような気になる
  《ここで語り合ったこと
  《ここ ....
石田 圭太さんの塔野夏子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月のない夜- 塔野夏子自由詩20*08-6-1
拡_散- 塔野夏子自由詩12*08-1-13
春の抽象- 塔野夏子自由詩10*07-4-1
雨の日の渡り廊下- 塔野夏子自由詩10*07-3-19

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する