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風が強いから洗濯物を追いかけて
綿毛が背中を撫でていく、さよなら
踏みぬいてしまいそうな青い草地を
蛙が春へと飛んでしまったから

ひとりきりで立ってます

スイカズラの甘い蜜を分けあっ ....
ひとりぼっち、の人は
ひとりぼっちの景色を

知っていて

遠くを静かにみつめている
たまに夜半の丘に立っては
叫んだり泣いたりしている

眠れば星雲の渦にまかれて
わからない ば ....
頭部のない地蔵が地に突き刺さり私は石くれを拾い集めて供えていく。顔は覚えてくれているのか、と問われても元より知らない。けれども手を合わせることだけは遠い昔に習ったし、あの鳥のように歌を供物にしてあの花 ....
フユナさんの帆場蔵人さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春景に立ち- 帆場蔵人自由詩7*20-3-28
ひとりきり- 帆場蔵人自由詩17*20-3-7
求めるもの- 帆場蔵人自由詩4*19-12-3

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