すべてのおすすめ
愛されたいなら
愛して欲しいと言う前に
愛されるに値する人になりなさい
孤独が嫌なら
寂しいと言う前に
手をつなぐ方法を考えなさい
認められたいなら
愚痴をこぼす前に
きちんと ....
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
星の瞬きが
気づかれないうちに黒く
黒く輝くように
かなしいとか
なみだとか
そんなも ....
お酒を飲むと
むかしは
食道から火がついたように流れ込み
身体じゅう燃えたようになったのに
いまは
まるで水のよう
そうやって
何杯もやっていると
目が回ってくる
すまし顔じゃい ....
お風呂あがりに テレビをつけたら
タップダンサーの方が ゲストだった。
高校卒業後 渡米されて 自力で道を開かれたようだ。
タップのことなど わからなかったけれど
憧れのスターに 手紙 ....
海には朽ちるということがない
からだのなかに
列車が走っているって
わけのわからないことを
あなたはいうけれど
誰もいない
きっとあふれだしている ....
リンクです。
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老人が早起きして
安心して散歩できる朝であれ
空が明けたら
諸悪はすべて潜みなさい
お巡りさん
おまわりなさい自転車
時速15?で
派出所に
パトロール中なんて看板は
意 ....
たとえば地震が起きたときに
真っ先に
何かを考える前に
眠っているあなたに
身を挺して覆い被さるように
それを何と呼べばいいのですか
恋人よ
恋人たちよ
言葉にされたものは ....
えー
目下のところの目標は
全国縦断ツアーをやりたいです
小さな港町
あるいは政令指定都市
アリーナとはいわないですから
ライブハウスでオッケーですから
まあ
問題は
うたをうた ....
500円玉貯金して
ジャンボ宝くじを買う金がない
そんなことじゃ
いつまでたっても金持ちにはなれないだろう
頭を使って
金を使わず
金を使って
気を使わず
....
負けたから
取り壊されると思ったが
取り壊されることはなく
たくさんの格好いいクルマを載せたまま
空に向かって翼を拡げる日が来ると
信じている
自分がさらけ出されるものであって、
自分をさらけ出すものではない。
参道下の古ぼけた店で
岩魚の塩焼きを齧る
雨が降ってるので
ゆっくり と齧る
しらやまさんに降った雨は
百年後の加賀平野を潤す
その雨が
降っているので
ゆ ....
疫病が蔓延して
またひとつ
古い村が捨てられた
縦穴住居跡には
いつも怯えたような
青白い満月がかかる
古代を復元した月が
青白いのは空気が澄んでいたから
ここにも ....
ぼくがむかし見た、
ユリの花。
もし風のリボンが、
覚めない夢ならば、
きっと明日には消えてしまうでしょう、
魂に関する一切の記録、
涙に関する一切の記憶、
風に揺れる
一輪のユリを残 ....
深夜にテレビのスイッチをいれた。
テレビは番組を映し出した。
「どうだ?」 テレビがきいた。
「べつに」 僕はこたえた。
番組の中で観客が笑い声をあげた。
「笑わないのか?」 ....
赤毛のアンが
最上段を占拠する
姉の本棚
なんか短歌じみた書き出しだねと
老母が笑う
子供の頃
映画女優のようにその名を
アンの名を親しげに聞かされていたから
実在の人物の ....
閉店した金物屋の横の路地
その腕には重過ぎるであろう袋を抱える少女
− きみのなまえは
これはこわれたゆみよ
− きみのなまえは
これはわたしがとめてしまったじかんなの
....
エリンギとはなにか
考証してみた
いや
考証しようと考えた
名前の
瞬発力からは
超能力のある
伝説の占い師の名前であろうと考えた
古来、占い師は
男である場合が多い ....
「心霊写真持ってるって? 見せろ見せろ」
「これだよ」
「高校の集合写真か。で、霊はどこなんだよ」
「これが俺だ」
「若いなーお前。それより霊はどこだっつーの」
「これ、一人で写したんだ…」 ....
あなたがトースターなら
わたしはパンになりたい
あなたの熱でわたしは焦がれる
あなたの想いを体に刻んで
あなたがトースターなら
わたしはパンになりたい
あなたが刻んだ熱を残 ....
イ、イェーイ! イェーイ!
イェイイェイイェイイェイ!
イッェーイ!
……ハア
イェイイェーイ!
イェイイェーイ!
イェーイイイイイイイェーイ!
……マジカヨ
イェーイイェー ....
君はこの子を残して逝った
こんな可愛い幼女を残して
未練は無かったのか
僕の心は未練だらけ
あどけない笑顔に仕草
今日に別れるなんて
思わなかったよ ....
青春から春を取ってしまって
絶望の青しか残らなかったのさ。
ばばちゃんが死んだ日のことは
よくおぼえていない
朝、いつものように食卓についたわたしに
ばばちゃんは何か話しかけた
たあいもないことだった
と思う
しかし あきらかにその言葉は
....
先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました
ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です
まん中のお兄ちゃんが
死にました
名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
....
白熱灯のしたで
チヨコレイトを食べています
すすけた銀色のロバは
いまやにぶい発光体です
若しくは端から、
しゅううう
あなたの燃えるおとです
輝く ....
生きた恋の詩を書けなくなった貴方は
いまは
何を温めている
嘗て
こころの底から絞り出た声は
擦れながら響いて
響いて
私の胸までも届いた
呟く ....
なんだろうねえ
きっとねえ
たおれるねえ
わたしは
うたがっても
どこまでも群青は
消えなかった
ひにくって
躊躇もしないで
にんげんのその肌の
かんしょく
....
→
おなかがすいたらごはんをたべよう↓
よ そ
た で
な も
か い
....
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