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乾いた空をぶっ飛ばしてゆくぼくたちは

武器をもたない天使

光速のロックンローラー


ベルリンの地下のクラブに生まれて

とんがったバラードを歌い続けてアイスランドの火山を

 ....
親父はけっこう自由だ

無いものは金と彼女だけで時間だけはある


幼稚な恋愛ごっこにも疲れてしまったし

Amazonで買ったダンフォーゲルバーグばかりが慰めなのだ


自分を縛 ....
夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように

僕の孤独にしみわたってくるし

それを限りなくかみしめてきた気がする


つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
 ....
蛇は己の脆弱さ故に猛毒をもって巨大な敵を倒す

しかし時にみずからの毒で死する

過剰な防御は精神を蝕みこころを荒らす

無防備こそ最大の防御でもあるのです


生きることは ....
月明かりの無いよるだっていいさ

どうせ宇宙は暗黒

ササクレだった心だっていいさ

時間がやわらげてくれるし

君の名前はあの星の名前だ

プレアデス星団


流れる宇宙風 ....
団地センター街のアーケードのタバコの自販機でひと箱360¥のWESTmentholを買ったくもりがちの空の広がる朝

商店街のゴミ箱には日曜日の夜の匂いが染み付いている

コイケヤのチップスの ....
僕の奥さんになるだろう人は

鶴ヶ島に住んでいるので勝手につる姫とよんでいる


あなたは孤児だった

身寄り誰もいないって言ってましたね

彼がおんなと逃げて消息不明

子供3 ....
きみは唄ったよね



幸せって何って

まあそれはサンタが街にやってくるようには

おそらくはこないし

いまの彼とうまくやるとか前彼とよりを戻すとかいう

次元の問題でない ....
ときがたい遺失のなかに君はいる

わかってるさでもまたいつものようにつっこんでくるし

僕もこたえるさ

男同士でケツ触りながらああ気持ちいい……とかねえねえもっととか

これって仕事 ....
たいして欲のない親父にも幸せ願望はかろうじてあったのですー

ある日親父は彼女には大好きな彼氏がいる事を悟りました

恋愛に悟りなんて必要ねえしと

思われるかもしれませんが

仏陀の ....
下弦の月が押し殺した笑い声で見降ろしている夜は

やり場の無い紅い狂気がぼくを支配する


沈潜する魂は追いつかない時を追いかけて

それでもワインの薫りがなつかしいのだが


1 ....
血を流して働くのだね

愛のために


世界はとても素敵なシステムでそれを搾取してゆく

欲望は限りない狡さをもって知恵を滅亡させようとするのだね


世界は愛ではなりたっていない ....
なだらかなおかがつづいているこの辺りは

雲雀のさえずりが静かに雲にとどいている


きのう釣ったさかなをみずに帰してやるといっしゅんキラリとひかりを含んで消えた


春になるとれんげ ....
何も無い誰もいない音も光りも

白い道がただ続いているだけ

何時からこの世界にいるのだろう

遠い昔のような気もするし


君の声が聴こえなくなって幾度か宇宙は生まれ変わったから
 ....
この世に過不足を感じないおやじにも

憂鬱はある


いまさら存在の不条理を

問い続ける姿勢も無い今


何だか自分の隙間を見つけられなくて

ウロウロしている


金 ....
木原東子さんの梅昆布茶さんおすすめリスト(45)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
2012年のロックンローラー- 梅昆布茶自由詩812-1-7
暇な親父- 梅昆布茶自由詩1011-12-28
夜の漂流と光と孤独- 梅昆布茶自由詩23*11-12-27
蛇の章- 梅昆布茶自由詩511-12-26
無明- 梅昆布茶自由詩1011-12-24
迷宮の風景- 梅昆布茶自由詩611-12-19
つる姫への手紙- 梅昆布茶自由詩711-12-18
君に言えなかったこと- 梅昆布茶自由詩411-12-17
ふれんず- 梅昆布茶自由詩511-12-13
親父の訣別- 梅昆布茶自由詩711-12-7
寡黙な月と饒舌な孤独- 梅昆布茶自由詩411-11-14
ワークソング- 梅昆布茶自由詩311-11-13
丘を下る夕べには- 梅昆布茶自由詩4*11-11-12
孤独なランナー。jackson_brownによせて- 梅昆布茶自由詩211-11-3
親父の憂鬱- 梅昆布茶自由詩511-10-15

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