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あなたに刺さるだけの棘

あたいは花の咲かない薔薇だから

花の咲かない紅い薔薇だから


 
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
 
あたいの心は茜色

つっかけ蹴り上げたら

明日は、きっと晴れ



 
澄んだ水にウチは住めぬ

これだけは言っとくよ

by ウチ
雨も忘れるほど唇を求め合った夜

そこに忘れてきた傘一本

今も時々探してみるけれど
そこを曲がると、雨が降る

ずぶ濡れのふたりが駆けてゆく

それは遠い昔のこと
たんねんに こさえた ゆきうさぎ

あなたが ふりむいてくださらないから

きょうも 赤い目の ゆきうさぎ
縦横無尽に うちのチャリ

それがすべてよ マイワールド

五里霧中なんかじゃないんだからね


 
あんたぁ ちょっとぉ みかけに よらない 日本一のくるくるぱぁー

ってなぁ

あほぉいうたひとがあほぉなんですぅ、あほぉ
ひとり酒は 心をさます

今宵だけ つきあってあげる

あたいの温もり すこしあげる
うちが一度は惚れたあんたや

男やったら一生守ってみせて

彼女は、うちのダチやから
あんたはカスカス

うちはスカスカ

ふたりそろおて、ほな、さいなら
また愛を怠って

また後悔などして

わたしは、いまだ愚かです
思い出の扉は

天瓜粉

慈愛に満ちた、そんな日々
街は涙であふれかえり

あんたはもらい泣き

あんたには、あたいの涙、まだもったいない
切れるのではと、怯えるより

切れたら、繕えばいいと

わたしは、そのつもりだ
あなたは、ビードロの中

だから

今でも、そっと息を吹き込むの
今宵は
ちゃんちき、
ちゃんちき、

逢引きするなら
花祭り

逃げるなら
花祭り
タオル地のゾウさんは、ボタンの瞳

故郷のばっちゃんの瞳

とりあえず、ごめんなさい、ありがとう
春の陽気は

あなたのひざの上

ほんのりと
ウチ、ほんまは知ってんねん

アナタを好きなる呪文

でも、まだ、唱えたれへんねん
頼るだけの愛は、脆い

だから

愛をいそがないで
悲しみを食べきれなくて

お腹いっぱいで

ほら、涙がひとすじ
わたしらしいわたしは

ほんとはね

わたしだけが知らなかったの
この場所を見る最後の時がある

あの人を見る最後の時がある

だから、精一杯見ていたい
わたしとの境界線

それを引けないあなたは

自分をプロットできない
あんたとあたいの50センチ

近いか、遠いか、

あたいしだい
あなたを描いたら

一色足りない

足りないの
ひとつの言葉は、百のことを伝え

百の言葉は、ひとつのことも伝えない

そんな わたしの言葉
そっと、唱えてみた

遠い昔の

あなたとわたしの呪文
そらの珊瑚さんの殿上 童さんおすすめリスト(180)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
薔薇だから- 殿上 童自由詩14*11-11-13
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
明日は- 殿上 童自由詩19*11-8-21
これだけは- 殿上 童自由詩11*11-5-1
傘一本- 殿上 童自由詩11*11-3-1
ふたり- 殿上 童自由詩14*11-2-20
ゆきうさぎ- 殿上 童自由詩21*11-1-4
マイワールド- 殿上 童自由詩11*10-11-23
あほぉ- 殿上 童自由詩12*10-10-27
あげる- 殿上 童自由詩10*10-10-16
守ってみせて- 殿上 童自由詩9*10-10-10
さいなら- 殿上 童自由詩12*10-9-12
愚かです- 殿上 童自由詩11*10-9-1
天瓜粉- 殿上 童自由詩8*10-8-18
あたいの涙- 殿上 童自由詩6*10-7-15
わたしたちの糸- 殿上 童自由詩11*10-7-10
あなた- 殿上 童自由詩4*10-7-7
花祭り- 殿上 童自由詩3*10-4-23
ボタンの瞳- 殿上 童自由詩9*10-3-16
ひざの上- 殿上 童自由詩4*10-2-9
知ってんねん- 殿上 童自由詩5*10-1-17
いそがないで- 殿上 童自由詩12*10-1-16
食べきれなくて- 殿上 童自由詩8*10-1-13
わたし色- 殿上 童自由詩10*10-1-10
見ていたい- 殿上 童自由詩3*10-1-1
境界線- 殿上 童自由詩4*09-12-30
50センチ- 殿上 童自由詩4*09-12-27
足りない- 殿上 童自由詩5*09-12-24
わたしの言葉- 殿上 童自由詩5*09-12-24
ひみつ- 殿上 童自由詩4*09-12-23

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