すべてのおすすめ
鉄橋の側で三十分間立っていた。
三十分前は十二時だった。三十年前も。
三十年前はなかった鉄骨がピーンと伸びていた。
甲斐性のない俺の影は砂鉄のように交わった。
磁力に音はなかった。音はなかった ....
こどもが歩いていた
老人も歩いていた
とおいところで
ぼくらは一人だった
がたがた震えているかもしれない
風のあとに目覚める
かわいた沈黙のなかで
心のなかの もう一つの身体は
泣いて ....
松本 涼さんのプテラノドンさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鉄の- プテラノ ...自由詩4*06-1-10
「十二月のスフィンクス」- プテラノ ...自由詩2*05-12-31

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する