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役割を終えた蝉は
ジリジリと焼け付くアスファルトの上で
天仰ぎ、横たわる
蟻はその命を繋ぐため
ワラワラと死骸に上りくる
それが自然の摂理よ
今も昔も変わらず繰り返される
生 ....
今日もまた
私は心に嘘をついた
自分を苛む気持を誤魔化し
もっともらしい言い訳をする
何も感じてない訳じゃない
本当は
孤独感で一杯なのに
おどけたフリを ....
何故に私は
何故に私は
何を私は
何かを私は
求めていた
探していた
誰かの視線
誰かのぬくもり
自分の居場所
落とした心
何が欲しいかなど
もはや意味もなく ....
