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指の腹で押し潰す頬の、
薄皮一枚先を流れ去る
君はすっかり青ざめてしまって
嘘のような住宅街に漂う金木犀の香りと
ぶら下がる総菜屋のコロッケは
いつだって口論を止めずにいるか ....
 
 
 
 
 
 
たどり着いたとき
足元は
遠く、離れて
 
 それはたとえば
 風船に追い抜かれたり
 迷子の小さな声が
 群集で掻き消されたりする
 午後のはなし ....
つみきさんの山中 烏流さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
mash_mellow- 山中 烏 ...自由詩6*11-10-2
Ferris_wheel- 山中 烏 ...自由詩308-2-22

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