すべてのおすすめ
夜の底
白いテラスで
まるで一粒の水滴になったような気持ちで
佇む
この心は何かから
別れてゆこうとしているのだ
何からなのかはわからないが
さびしく はるかに
遠ざかってゆこうとして ....
夏が去ったあとのがらんどうに
いつしか白く大きな九月階段が出現していて
そして僕らはその段々の上に
蒔かれたように腰かけていた
ただそこで空を見あげていたり
何かを読んでいたり
歌をうたっ ....
マチムラさんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青の別離- 塔野夏子自由詩7*12-1-31
九月階段- 塔野夏子自由詩22*11-9-11

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する