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砂浜のない水たまりがさみしくて砂時計から補充した陸



さようなら ― もとは接続詞なのだから ― 悲しむ理由はどこにもない



「リコーダーを縦笛とよぶ日 ....
コンセントから漏電した原色の((わすれないで))はフィクションとなり



       凝固剤の足りない夜の水槽で泳ぎも歩きもできない会話 


壁 ....
列車から{ルビ放=はな}った鮮花は孤児だから一枚一枚懐柔していく



長針の長さか短針の長さかと午前午後とも振り切れてなお



隣家の瓦のいろを確認する軋む板間にうぶ着の陽光
 ....
清さこそ、いやらしいとは思わない?若い和尚の鼻梁にみとれて




アルコール分量わざと間違えて きょう 今 あなたに{ルビ手=た}折られたくて




ガールという字面で服を ....
追いかけた音符につまづく舌のことレモネードをくむ夜のきらきら



圏外のサービスエリア出る頃に公衆電話の黄緑おもって



蜂蜜をかけて闇夜に置き去りにした君の名がかなしんでいる
 ....
イリヤさんの短歌おすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【短歌祭参加作品】グッド・バイ- 簑田伶子短歌24*08-3-18
きみは東京に住んでいる- 簑田伶子短歌25*08-2-13
初夜- 簑田伶子短歌14*08-1-29
【短歌祭参加作品】_ガール- 簑田伶子短歌13*06-3-7
【MIX&REMIX参加作品】_一過性の月をみている- 簑田伶子短歌11*06-1-3

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