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ことりことり、ないているのかうれしくてまたかなしくて冬の青ぞら


立ちつくす白い時間をせつなさは雪を見ている君の目に降る


窓とおく汽笛は過ぎてひかりのみ冬の手紙を燃やす夕べを

 ....
おとしぶみと言う虫に託す詩集ひとつ恋愛論のなれの果て

ストリートミュージシャンにあすを尋ねるどのコード進行で生きるかと

炎天下脳みそは妄想やめて夕涼みプラタナスの鈴の葉陰に

初音ミク ....
 
実態のない言葉はトート,御者もなく転げる言葉はトート

チカチカ光る三色でリード,とりあえず楽な方へ巻かれてリード

首に縄でも眼前にシェード,芋づるでも無差別でも視界シェード

無 ....
目を瞑り月の女の名を呼ばう 指に安らう蛾のやわらかさ

梟の灯りを頼りに船は進む 翼は煙 心は砂糖

銀の盆 兎が行き来するたびに紫色の林檎が落ちる

不死の父を時計の中に閉じこめて蠢く鍵 ....
高濱さんの短歌おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わたくしの小鳥- 石瀬琳々短歌8*13-3-14
おはようサラダ- 梅昆布茶短歌1512-6-3
Rabifer- 西行桜短歌111-10-17
月と不死- 春日線香短歌211-9-13

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