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ざわざわと
木洩れ日が落ちて来る
背に伸びゆく翼の
幾千もの小羽の
目覚めの呟きのように
ざわざわと
木洩れ日は落ちて来る
震える睫に
ひととき留まる涙に溢れる
夢の欠片 ....
最期の夜、廃墟は夜空に繋がっている
かつては森であった荒野を貫く
高架の瓦礫の向こうへ
私は痩せた狼のように背筋を伸ばし
吼える
石が落ちてくるように
やがて踞る朝が
....
ある朝、私(わたくし)は
暗く濡れたアスファルトの坂道を
一人ゆっくりとのぼっていました
両側にはブロック塀
その向こうには常盤木の枝密やかに揺れて
飛び立つ朝の姿が
澄 ....
5月の朝
空に光は形を成し
僕は空を歩く
足跡は新緑の木々に
萌え初めた木の葉に
閉ざされた瞼のような、そのそよぎに
色を変え、心を留め
未来を孕まず
輝く朝の
今を握りしめ ....
yamadahifumiさんの夜雨さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
木洩れ日
-
夜雨
自由詩
2
12-1-18
石が落ちてくるように
-
夜雨
自由詩
2
11-10-2
宣告
-
夜雨
自由詩
4
11-6-9
僕は空を歩く
-
夜雨
自由詩
6
11-6-3
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