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飛べないのに
鳥であり
翼をもつ苦しみが
お前に分かるか
僕は黙っていると
アナタはその足で
歩いて行ってしまった
あの時何も言わなかった事が
本当に正しかったのかと
今も考える
今年もまた春が来て、
今年もまた桜が咲いて、
何度も何度もこの季節はやってくるのに、
君は一度も私のところに来てはくれない。
「春になったら逢いにいく」
その約束は、いったいいつの春でしょう ....
がっこうからかえると
おかあさんのからだがばらばらになって
いえじゅうにちらばっていた
あわてて
ぜんぶかきあつめて
しんちょうにくみたてると
とりあえず
おかあさんみたいなかたちに ....
杏仁豆腐がとろけそうなころ
       
              舌の上はエラーです

空の上は Lalala


舌はずるい
空想に



一番近い気がしたから

 ....
いらっしゃいませ。
メニューは何にしますか?
わたしの考え、わたしの過去、わたしの外見、わたしの心、
メニューは他にも色々ありますが、いかがいたします?

忙しい方には、ジャンクフードのよう ....
旅行かばんを片付ける
今頃になって やっと

ひとつずつに思い出が
ぎっしり 詰まっていて
レシートさえも捨てられない
確実にふたりが一緒にいた時間だから

あの時のあの匂いが
マフ ....
聞きたい
聞きたくてかなわん。
うす暗い個室で
下着のままでこっちを向いて笑っている
君の歴史が聞きたくてかなわん。
今まで延々と続いてきて
これからも続いていく僕の生活の
そのとある地 ....
何故か月を見るとそっと思い出す
彼と交わした数々の約束
遠い未来の夢の欠片も輝いたあの瞬間

どこかで震えていた心の中の自分が
寂しさを忘れて微笑んだ
あの時を思い出すと切なさと儚さで胸が ....
口裂け女の噂を広めた女性は口が裂けていた

公衆電話はワープ装置としても使われている

ティッシュペーパーの72組目は他と質が違う

夜が訪れると同時に太陽は体育座りをして行儀よく次の ....
うなずきから さらさら こぼれる よいん 

まなざしから ゆらゆら こぼれる よいん

どの よいん からも ぼくには ここちよい メロディ

さらさら ゆらゆら

ぼくのなかに ....
父さんの革靴に
小さな足 入れて
かかと 引きずりながら
なんだか 笑いながら
庭を歩いていた 私

大きくなることに憧れて
本格的な靴に憧れて
小さな足
かぱかぱの空間

なん ....
冷たいこの星の上で
飛ぶ思いがある
短いことばのなかで
ひかる感情がある
たばこのように
もみけしてしまうは
もったいないけど
ホタルみたいに
くさむらの中に
消えてしまった
家に帰ると兄が花壇を取り壊していた


“マルを作るんだ”
“マル?”
“庭いっぱいの”


思い立ったがまま行動するのは兄のいつもの癖だ


ほんの1ヶ月前、兄の顔はまさし ....
                  「メリーゴーラウンド」 8



  一生

ぐるぐる回るものが
昔から好きだった
図書館で本を読んでいて
ふと見あげた壁かけ時計から
目が ....
安心できる人に出会ったので、
すこし、うれしい。

あなたが今おもったような意味ではなくて。
私はその人を放っておける。
ほっといても心配しなくていい。
私がバカげたことをしても、きっと
 ....
かぜをたべて
いきているとりを
たべて

かぜは
なんだか
かなしいきもちになった
シネマホリックさんの自由詩おすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 加藤泰清自由詩405-2-12
何度目かの春- 天使自由詩2*05-2-12
なにか- アンテ自由詩20*05-2-12
ぷるん日和- ユメミ  ...自由詩6*05-2-11
一口いかが?- flame自由詩1*05-2-7
におい- かなめ自由詩2*05-1-15
次の合コンパーティはいつだ- 捨て彦自由詩804-10-22
約束の絆- 速水 康自由詩104-10-10
- 桜 葉一自由詩1404-10-8
よいん- 玉兎自由詩604-10-8
- さち自由詩14*04-10-7
例えばな事実- 石川和広自由詩3*04-9-23
兄のマル- 喫煙変拍 ...自由詩904-9-22
一生- アンテ自由詩504-9-20
安心できる人- 佐々宝砂自由詩704-9-20
風鳥(ふうちょう)- 草野大悟自由詩9*04-9-13

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