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ぼくの頬を撫でる風は、彼の息吹だ
空に輝く太陽は、彼の瞳だ
向こうにそびえる山並みは、彼の肉体だ

彼は語る

空を震わすあの曲に
ぼくらのこころも震えたならば
彼の歌声を確かに聞いた　.... かなしみとは獣のようなものだ

この涙はどこからくるのだ
あのおおきな海原からか
ぼくの中に海があるのか
ああ
どうりで
母の腕へと温かい

ぼくに流れる潮がかなしみだと知った
　....

梅昆布茶さんのゆったいりさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
彼は語る	- ゆったい ...	自由詩	5	13-7-23
猛獣使いにさよならを	- ゆったい ...	自由詩	5	13-6-25

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