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茫洋として
なんとなく
とらえどころがない顔に見えた
男の子だったから
後作と名づけた
妻亡き後の寂しさが
冷静な判断を無くしたのかも ....
               140518   
大麦の採り入れはまだか
田植え機がせせら笑いながら
農道を走ってゆく
遠望する俄か青年は
運転する男の顔が判別できない
それほど遠方の出来 ....
         2014年5月10日9時32分

日記とはと考えながら
つぶやきはとはなにか
然らば
反射的な言動の源は何かと考えた。

鏡は反射率が高いほうが良いと言われ
 ....
ひなげし食べたら鳥になる、とは語呂合わせた比ゆ的な表現だと感じながら、ひなげしはどんな花かも知らずに書いたが、
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=67187 ....
             140505
揺り返されたのは僕の記憶
ひっくり返った本棚の下から
見えなくなった沢山の意思が思想が
ピクチャーサイズで這い出してきた
抗議デモのように自発的な現象 ....
ムダイと読む
ムにアクセントをいれ、ダイは平たく流す
もちろん鯛の仲間ではないから泳ぎだすことはないが
イメージとしては泳ぎだしてしまうかもしれない
そのときは腹筋に力を入れ深呼吸して連れ戻す ....
            140427
ありふれた幸運
逆様に見えた世界
ありさまと名づけたい日々の光景
踊り狂う姿は若さの象徴なんて
陳腐な台詞を繰り返し吐く訓練に飽き
モダンな都市の郊外 ....
               140409

嘘があるから真実もあるだろう
楽観論者の筆者は軽く聞き流す
哲学青年は厳密に考察を開始する
100パーセントの真実なんてあるものか
必ず嘘とい ....
                140402

+0パーセントの悲鳴が
2パーセントに達するほど
奥が深くない湾岸の住民たちは
3パーセントアップでも耐えられるはずだ
5パーセントアップだ ....
                 140401

塩焼きが定番、早速コンロに炭おこし渋団扇ばたばた
ゆっくりとこんがり焼き上げた
箸を取るのももどかしくかぶりつきたいのを理性で抑制
お皿に載 ....
              140323


粗忽な女なんか存在しないと
その男は思った
粗忽者はすべて男なのだと確信した
山間に住んで次第に山男のような風貌となり
里に下りてこなくなっ ....
                     140321

本末転倒のお話しなんですが・・・、と
怖ず怖ずと切り出した男の眼が今にも飛び出しそうにけいれんするように震えている
そんなに怖い眼に会 ....
               140321
母国を拒否する現在の遊牧民は
国境を意識しないではいられないから
母国も異国も敵対するもののように感じられてしまうのだろうか
遊牧どころか
犬を飼 ....
C51の動輪光る
平和ニッポンの裏口を
急いで回る
こっそり回る
素早く回る
古ぼけた寝台車
古ぼけた3等車
金持ちの2等車
ひととおり引き連れて
今日も上野をこっそり出てゆく
煙 ....
                    140315

売れ残りのさんけーテレビを売り歩く
早く売り払わないと消費税が8パーセントになってしまうし
4Kテレビの宣伝も激しい今、売れ残ってしまう ....
            140221


目からではなく
眼から
なんでだようと神様が口を尖らせる
漢字変換機能が眼を選んだのです
私の恣意的な意図ではありません
神様の思し召しと思っ ....
            140123

少しずつ物価が挙がって参ります。
しずしずとおどおどと堂々と
横柄な態度を取るものも居て
警笛を鳴らしたり街宣車を走らせたり
選挙カーを走らせたりし ....
             140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ....
                 140110


新緑の町から湧き挙がるパワートレイン
ドリブンされた満腹感を味わえ
指令の下にひた走る亀裂だらけのハイウエイ
国税庁の管理の下に地下深く ....
           131227
今朝も断続的に雪が降る
大動脈を絶たれない訓練が
湿り気を帯びた雪を降らすんだ
知ったかぶりを披露する乗客たちを
スコップでいっぺんに運んでゆく
線路脇 ....
                131214

ごるじたいってなぁに
ロスマン博士に聞いてみたい僕たち
生きたままのゴルジ体を観察したらどうでしょう
”ゴル ....
              131124


ひぃーふぅーみぃー
ひとさし
なかゆび
くすりゆび
3本指を押っ立てた
一刺し100円
消えいりそうな声 ....
                 131111


すぃーとん
 すぃーとん
穏やかな季節
こころからの祝祭日の
いわれなき嫌疑を指弾する指と指の間に巣くう白癬菌を指摘する皮膚科医師の笑 ....
            131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
                131026



ひとめ あなたに会いたいと
地獄の底から這い上がり
やって来ました娑婆の街
変化はありませんとスタッフ
 ....
                  131015



弾み車の振動を枕に
愉快な楽団員は眠る
ガラパゴス号に乗り込んだまま
帰ってこなかった男もいたが
射殺されなかったのだから
昔 ....
            131012


メタボ検査をします
看護師が
恭しい手つきで巻き尺を取りだし
臍の周囲を丁寧に計測した
見るからにやせっぽちなのに
なぜ計るのだの野暮なセリフ ....
             131008

満員のスタジアムからはみ出した歓声が
ここまで聞こえてくる
敗者の立場がないと思うのだけど
彼処では誰もそんなことを気 ....
                    131004



懐かしいなぁと思いながらも
作者は今頃どうしているのだろう
フランケンと一緒に遊んでいるのだろうか
 ....
                 131001




きこえますか
きこえません
両耳塞がれていて
聞こえません
両手も塞がってますから
 ....
梅昆布茶さんのあおばさんおすすめリスト(210)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
後作- あおば自由詩6*14-5-18
- あおば自由詩6*14-5-18
反射的- あおば散文(批評 ...4*14-5-11
ひなげし- あおば散文(批評 ...7*14-5-10
もう一度- あおば自由詩6*14-5-5
無題- あおば自由詩8*14-5-3
考察- あおば自由詩7*14-4-27
真実- あおば自由詩12*14-4-9
狐石- あおば自由詩13*14-4-2
せいかい- あおば自由詩6*14-4-1
粗忽な男- あおば自由詩9*14-3-23
ひまつぶし- あおば自由詩5*14-3-21
麦踏み- あおば自由詩5*14-3-21
急行青葉号- あおば自由詩8*14-3-20
3Kテレビ- あおば自由詩7*14-3-15
眼から涙が- あおば自由詩8*14-2-21
話題- あおば自由詩13*14-1-23
なにか- あおば自由詩15*14-1-16
新緑- あおば自由詩12*14-1-10
断続的- あおば自由詩13*13-12-27
和包丁鉛焼入疑惑- あおば自由詩6*13-12-14
消えるには少し速い- あおば自由詩10*13-11-24
夢に関する権利(朗読用)- あおば自由詩5*13-11-11
どんどこ- あおば自由詩16*13-10-29
ひとめ_あなたに- あおば自由詩10*13-10-26
まわり道- あおば自由詩9*13-10-15
波打際の人魚のために- あおば自由詩4*13-10-12
バタフライエフェクト- あおば自由詩9*13-10-8
怪物くん- あおば自由詩7*13-10-4
きこえない、ふり- あおば自由詩5*13-10-1

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