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もんだいは
かいけつするものだ
かみのうえで
しずかに
まいあさあたらしい
とうあんようし
ていしゅつしてる
とがってたはずの
えんぴつのさき
まるく ....
きもくさもはなも
あんなにきれいなのに
ほんとうは
にんげんになりたいんだろうか
こんなにきれいにうまれて
よごれながらいきて
またきれいにしんでいく
そんなもの ....
きはひとりでは
きになれないことを
しっている
だから
もりになった
さみしいなんて
ことばもしらずに
ことしも
かきのはながさいていた
それいじょうの
けっこんしきはない
ひやかして
かぜがくちぶえ
ふいている
それいじょうの
けっこんしきはない
やがてく ....
しょくぶつからみたら
わたしもまた
しょくぶつなのだろう
なかなかはながさかないねと
しょくぶつも
わたしをみているのだろう
えんがわで
かきのみをたべている
しあ ....
やまないあめの
のきしたでまっている
おじぞうさんが
むかえにくるまで
ひとがてのひらを
あわせている
いのちが
あめになるまで
きみがもし
しにたくなったら
ぼくがいっしょに
しんであげる
けれどもし
しにたくなかったら
ぼくがひとりで
しんであげる
そういって
ゆうひはうみに
....
わたしが
きらいなのは
むし
なつにたくさん
でてくるから
むしもわたしが
きらいなのかしら
なつにたくさん
でてくるから
だとしたら
すこしかなしくて ....
ブランコにのろうとした
そのときだった
いちじんのかぜがふいて
ブランコをゆらした
たくさんのこどもたちが
ひとつのかぜになって
はしりぬけたかのように
わたしに ....
このへやは
にしびがまぶしくて
とだれかがいった
だれかはもはや
ひとではなくて
それでもひとのつもりで
あるようだった
にしびだけが
つよくそのあたりを
てらし ....
いきていることが
つみなのだと
ちちはいった
おまえさえ
いきのこればよいのだと
ぶきような
ちちがははにいった
わたしもちちににて
ぶきようだった
にもかかわら ....
「子供の頃」
ねるまえに
おかしが
たべたくなるのは
まだ
こどもだから
おなかがすいて
しかたがないのだ
こどものむしや
おはななども
やっぱりそう ....
おまえがねむらなくても
かわりはいくらでもいる
といって
すいまがおとずれます
ああ、ねむることも
いきることなのだと
ゆめのせかいで
きがつくことができたなら
....
にんげんかんけいって
なんなんだ
はながさいたとか
むしがうるさいとか
そういうことじゃ
ないのか
はるは
とくにうるさい
さかなかった
はなのこえが
....
くさをはむ
くろうしが
いきているよと
いまみてる
わたしもみてる
くろうしが
けさ
いっとうたりない
にほんこくは
ちゅうごくのぼうはていとして
つなみからたいりくをまもった
しかしひさいちは
げんばくをとうかされた
しょうどのけしきににている
このくにには
かいこく ....
つなみでうちあげられた
なもないさかなも
ひさいしゃの
ひとりなのだろう
なもない
さかなというなの
さかな
しかしそのさかなにも
ちゃんとなまえがあって
あのう ....
こんやはなにもないのかな
と、きみはひとりごとをいった
ぜんぶあるよ
いましかないものが
こんやがこたえた
すうせんねんまえ
おなじしつもんをした
かいわのつづき ....
はたちのころすっていた
くうきをおもいだした
そらやきのにおいがした
きみのにおいも
おいかけるために
ひつようだったのだ
すんだくうきを
おいこして
まってい ....
ふと目覚めた枕もとに
思い出がきていた
いつなのか
だれのものなのか
わからないのだけれど
波の音が聞こえる
思い出の持ち主がいないので
尋ねることもできず
わたし ....
むすこをからかってたら
つきとばされた
もくせいのあたりでふんばって
ちきゅうにもどった
まだうちゅうりょこうに
たびだつわけにはいかなかった
それでもちじくはかた ....
はこにはいって
きみはやってきた
とおいそらから
はこをあけるまで
そのすがたは
きみにもわからない
さしだしにんは
くうらんだった
そこにわたしとつまの
なまえ ....
男の子が欲しがる
それには
モザイクがかかってます
でも女の子には
ちゃんと見えてます
それを食べる
男の子の様子も
ほろ苦くて
とても甘い
それが心臓だったとは ....
継ぎ目ひとつない皮膚が
どこまでも続いている
いくつか裂け目があるのは
わたしの内部への入口だった
君の裂け目が
わたしの裂け目を塞ぐ
そこを継ぎ目にして
皮膚は ....
subaru★さんの小川 葉さんおすすめリスト
(54)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
答案用紙
-
小川 葉
自由詩
7
12-1-21
人間
-
小川 葉
自由詩
5*
11-10-22
森
-
小川 葉
自由詩
8
11-10-21
結婚式
-
小川 葉
自由詩
9
11-10-12
幸せな人
-
小川 葉
自由詩
4
11-10-1
雨宿り
-
小川 葉
自由詩
5
11-9-22
夕日
-
小川 葉
自由詩
4
11-8-26
わたしがきらいなわたしがだいすき
-
小川 葉
自由詩
3*
11-8-10
ブランコ
-
小川 葉
自由詩
5
11-8-10
西日
-
小川 葉
自由詩
8
11-8-2
罪状
-
小川 葉
自由詩
3
11-7-27
初恋
-
小川 葉
自由詩
3
11-5-16
眠り
-
小川 葉
自由詩
5
11-5-15
人間関係
-
小川 葉
自由詩
3
11-5-1
黒牛
-
小川 葉
自由詩
1
11-4-25
防波堤
-
小川 葉
自由詩
2
11-3-25
名もない魚
-
小川 葉
自由詩
4
11-3-15
ひとりごと
-
小川 葉
自由詩
3
11-3-10
空樹
-
小川 葉
自由詩
5*
11-3-9
宇宙は膨張している/わたしのなかの
-
小川 葉
自由詩
4
11-3-5
宇宙の地軸
-
小川 葉
自由詩
6
11-3-1
はこ
-
小川 葉
自由詩
8
11-2-24
「ぎぶみーちょこれいと」
-
小川 葉
自由詩
4*
11-2-15
継ぎ目
-
小川 葉
自由詩
3
11-2-14
1
2
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