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あの頃
私は叙情の生き物で
君の全てが詩歌であった
差し出された手の平に
丁度良く収まる
この手を乗せると
合わさった部分は
いつもほの暖かく
淡い色合いの空気が
ぐるり ....
初恋は 待ち合わせした 陸橋で。
緑の風が 少女と髪を梳く
甘い香りを連れて来たのだと
あなたが 言った。
いつもあった思い出の情景が鼻をくすぐる
青と緑の溶け合った 海の ....
別に無精していた訳ではないんです
たまに 時々
ボーっとしてたり 眠かったりして
忘れてしまうんです
なので
一週間もしたら ザラザラ
おやつの食べ過ぎで ブツブツ
あまりに ....
海を飛ぶ 魚は 空の鳥なれず 想いを波の しぶきに隠す
タンスの裏 逃げ込んだ子猫
大きな瞳が潤んで見えたら
「怒ってないよ」と言うかわり
微笑みながら探すんだ
笑顔は言葉を超えるからね
お化け屋敷 大きな手離しちゃったよ
暗闇が段々滲んで ....