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明かりの少し落ちた町で暮らしていたとき
身近にいる友だちと会うことがなにより恐ろしかった
だからこの街に引っ越してきたときに思った
あの人もあの人も果ては両親さえももう誰もいないのだと
 ....
戦いがはじまれば
君は何と戦うのだろう
ゴジラであれサイバー攻撃であれ
何と戦っているのかさえ知らされず
戦う日々が来るんだろうか
蜩が鳴いているから
この、
暑い夏を思うのかもしれ ....
ゆうぐれに
訃報がふたつ
覚えたてのことばを使う
無駄な行間を埋める
雷鳴がとどろき
過去に幕を引こうとする
落としてきたものと
忘れてきたものとはちがう
ついばんだ死につ ....
爪先で
地面をタップする
日常にひそむショートカット
生きることに憧れる
若いというエネルギーが
エコモードへと移行する日々に
時代へのアイコンを作りだす
流されていてもいい ....
遙洋さんのかんなさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの町とこの街- かんな自由詩4*16-8-5
それが永久の眠りだということを- かんな自由詩4*16-7-3
ふゆが終わる- かんな自由詩6*16-2-27
タッチパネルの恋- かんな自由詩5*16-2-17

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