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またひとり 友達が逝った春
ホームの売店で香典袋を買う
無愛想な店員が差し出す
派手な化粧に 朝日が散乱する
押し頂くような仕草で受け取り
擦り切れたバッグに入れたとき
倒れた ....
狸の死骸を突いている鴉は
国道の真ん中で ダンプに踏み潰される
黒い羽は飛び散って
自分も狸と同じように 一塊の肉になる.
通り過ぎる助手席の婦人は 眼を背ける
汚らしい物を見て ....
遙洋さんの藤原絵理子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
杖
-
藤原絵理 ...
自由詩
3
16-4-12
肉食動物
-
藤原絵理 ...
自由詩
6
14-12-12
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