すべてのおすすめ
夏至に生まれた子だけがよく匂った
しかたないから埋めてしまおう
(いや、いや)
なにか途方もない労働のまえやあとにある
くらいほうへつんのめるようなあの気配
わたしと
へその緒でつなが ....
無量無辺のこのことを
寄る辺なき時代の卵白が包んでいる

さかさまつげを背にして眠る
わたしたちの
やさしい負けはいつの日も決まっていて
いつか必ず
だれの目にもとまらない場所で
 ....
・23:18


入れましたか、と聞こうとして
いつも手を伸ばしてしまう
爪の先から痛くなる
ひとから施された病だ

留められている
でかけたままの姿かたちで
感受性を ....
たまさんの平井容子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
strings- 平井容子自由詩813-5-23
陰をあたえる- 平井容子自由詩1712-12-27
最後から二番目の雪- 平井容子自由詩10*12-12-6

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する